書店数が減っている一方、売り場面積は徐々に増加しており、品揃えが豊富な大型書店が増えてきていることがわかる。加えて、ネット通販の隆盛や、話題の電子書籍も、町の本屋さんにとっては、厳しい状況を生み出している一因だろう 町の本屋さんが厳しい状況に置かれている。経済産業省の「商業統計調査」によると、2002年に2万2688軒あった書店は、2007年には1万7363軒まで減少(洋書取次店・古本店・楽譜販売店も含む)。民間団体の発表では、2011年には約1万5000軒にまで減少しているとのデータもある。 しかし、そんな状況にも負けずに、ユニークな取り組みで集客を狙う町の本屋さんも、数多く存在している。 東京の下北沢に店を構える「B&B」は、アンティーク家具を使ったカフェのようなオシャレな雰囲気が特徴。ビールやワインを飲みながら、本を選ぶことができる。しかも、本だけでなく、家具も購入可能というから