1日5杯までのコーヒー摂取は、糖尿病や心臓血管疾患のリスクを下げるということがハーバード大学の研究でわかっています。では、脳の健康にはどんな影響があるのでしょうか。 ポイントは焙煎にあり!コーヒーといえばカフェイン。覚醒効果のあるカフェインに効果があるのかと思っていたら、どうやらそうではないようです。 Medical News Todayによるとカナダ、トロントにあるクレンビル脳研究所の研究で、コーヒーをロースト(焙煎)する際に生成されるフェニルインダンという物質がその鍵を握っていることがわかりました。 フェニルインダンには、アルツハイマー病やパーキンソン病につながるアミロイドβというタンパク質が脳にたまるのを防ぐ働きがあるそうです。 つまり、この成分の多いコーヒー摂取により脳の病気になるリスクを下げることができるというのが同研究所の見解です。 フェニルインダンは、焙煎過程で生成されるので