約1年前まで料理が死ぬほど下手でした。言い訳をさせてください。親の代からです。ネット用語で料理が殺人的に下手な人を「メシマズ」と呼びますが、かつての自分を振り返るとこれほどピッタリな称号はあるまいよ、と思います。 当時やらかした失敗はこの通り。 米を炊こうと炊飯器を買うも「米をとぐ」という動詞が何を意味するか分からず断念する。そのまま炊飯器は使われず化石となる ほうれん草を「ゆがく」という言葉がどれくらい湯に浸すことを指すのか分からず5分放置して、ドロドロほうれん草を完成させる パスタを茹でるとき、塩をひとつまみゆで汁に入れるとよいと聞きこぶしの「ひとつかみ」を放り込んで惨劇を起こす 思い出すだけで胸が痛いです。 学生時代からもっぱら外食とコンビニご飯で生活し、新卒になって一人暮らしをしたものの自炊は不可能と悟りました。その後は料理上手な友達を家へ引っ張り込んでルームシェア、あまつさえ弁当
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