最寄りの駅までクルマで行き、鉄道・バスなど公共交通に乗り換える――「パーク&ライド」と呼ばれる“クルマと公共交通の連携”で、FeliCaの活用が始まっている。パーク&ライドには一般に、都市中心部の渋滞を緩和したり、CO2の排出量を減らしたりといった目的がある。 7月2日、大阪市交通局、大阪メトロサービス、パーク24、日本信号が、FeliCaを使ったIC乗車券システム「PiTaPa」を使ったパーク&ライドサービスの実証実験を開始した。パーク&ライドの取り組みは日本各地で始まっているが、FeliCaのIC乗車券システムと連携し、公共交通の利用履歴を使うものは全国初だ。 今回、実験が行われるのは、パーク24が運営する「タイムズ住之江公園駅前」駐車場。大阪市交通局の発行する「OSAKA PiTaPa」の乗車履歴情報を、タイムズの駐車場料金精算システムと連携させることで、"鉄道・バスを使った利用者"
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