ジェネクサス・ジャパン 代表取締役CEO 大脇 文雄 GeneXus(ジェネクサス)は南米ウルグアイ生まれの業務アプリケーション開発ツールである。1989年に最初のバージョンが完成して以来、20年以上の歴史をもつ。現在、世界中で6500社以上がGeneXusを使ってシステムを開発しており、小規模の開発を含めると年間1万件以上の実績が生まれている。 日本におけるGeneXusの知名度は必ずしも高くないが、日本での実績は近年急速に増加している(末尾の別掲記事「GeneXusの利用実績は?」を参照)。日経コンピュータやITproでも最近取り上げられた(関連記事:南米発のツールがIT業界に与えるインパクト)。一方で、「本当にプログラミングが不要なのか」「以前のCASEツールと何が違うのか」といった疑問をお持ちの方もまだ多いようだ。 この連載では「GeneXusとは何か」のイメージをつかんでもらうこ