日本学生野球協会は19日、都内で審査室会議を開き、高校13件の不祥事案件の処分を決めた。元中日投手の小松辰雄氏に練習試合の始球式をさせた誉(愛知)の部長を、プロ・アマ規定違反で3か月の謹慎処分とした。同協会によると、元プロ選手との交流については事前の許可が必要だが、同校から申請はなかったという。日本高校野球連盟の西岡宏堂・審議委員長は「元プロ選手を学校の宣伝に利用する行為で、非常に残念」と話している。 その他、対外試合禁止処分は以下の通り。 ▽2か月 館山総合(千葉)=部員の部内暴力▽1か月 相生学院(兵庫)=部員の占有離脱物横領、無免許運転