サキとは彼女の自宅近く、湘南台駅前のスーパーマーケットで待ち合わせをした。彼女は自転車で後から追いつくと言い、僕は大きなコインパーキングへ車を停めた。煙草を一本吸ってからスーパーマーケットへ向かうと、ひっきりなしに主婦的な女性かおばあちゃんが入り口を出たり入ったりしていた。時刻は午後5時になる。時計から目を上げると、待たせちゃったわねと大して悪びれてない様子でサキが手ぶらでやってきた。 お礼に料理を作るとはいえ、サキの家には食材が十分足りていないらしく、こうしてスーパーマーケットに寄ることになった。サキは野菜コーナーから精肉コーナーまで、まるで優秀なカーナビに導かれるように無駄なく点検していった。欲しい食材があると、2秒間程度それらを凝視し、一度手に取ったじゃがいもやら豚肉やらを迷うことなく僕が持っているカゴに放り込んだ。最後にアルコール飲料が冷やされている棚の前へ行くと、私が飲むからとチ
珍しく、連日の投稿(大汗)。某社の社長から聞いた話です。 いまや、「Hotpepperなんてもう見ないよ」なんて言われる位の影響力を持つようになった巨大グルメガイドの「食べログ」。 ユーザにとって有益な口コミが溢れて活況を催す一方、悪意を持って利用する人の活動も徐々に影響が強くなってきています。 今日は、そんなちょっとまじめな話を少しばかり。 新規開業店が、すぐに潰れる といっても、味が悪いわけではありません。 (あ、悪いのかもしれませんが、少なくともそういう文脈の話ではありません) 話をそのまま書くと、 新規開店したレストランが、周囲の競合店による食べログへの悪意のある書き込みですぐに潰れたりする現象が起きている 確かに、顧客基盤もなく経営も安定に乗っていない段階で、影響力の強い媒体でボコボコにされたら、一定の割合でお店が潰れるのは容易に想像がつきます。 食べログが、怖い また、併せてこ
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