コイキングを育てるのにも飽きはじめてきた仕事帰りの電車の中、研究データ管理(Research Data Management)トレーニングツールを読みました。 スクリプトを中心にざっと目を通して30〜40分でした。 これまでにも何回かフォーラム等でお話を伺ったことはあるものの、研究データ管理についてあまりピンとはきてなかったのですが、思ってた以上に腑に落ちました。自分は何かしら疑問を感じてるものについての説明は、その疑問が解消しないとなかなか頭に入ってこないことが多いのですが、これは不思議とスルスル納得しながら読み進められました。 資料がものすごくよくできているだけに「研究者が自分でこの資料見れば、自身で研究データ管理できるようになるのでは」と思って読み進めてましたが、7章まで行って「あぁ、機関にはこういうことを求めてたのか」ということがよくわかりました。 今、文献管理や情報リテラシー教育
学術出版は今なお伝統と実績を有した学術ジャーナルの独擅場ですが、オープンアクセス化への流れが止まりません。これは決して一過性の動きではなく、デジタル化、ワイヤレス化、オンライン化の流れは勢いを増しており、続々とプレプリントサーバーが新設されています。 今回は、社会学・社会科学分野に特化したオープンアクセスリポジトリ*1の『SocArXiv』を紹介しながら、最近の動きを追います。 ■ 学術ジャーナルと研究者 言うまでもありませんが、研究者は、自分の論文が、品格と定評、そしてきちんとした査読システムを擁するジャーナルに掲載されてこそ得られる影響力を認識しています。論文が学術界で正当に評価されなければ、執筆者である自身に対して、ひいては所属する大学や研究機関への評価も得られません。研究内容および執筆者への評価は、そのまま職の確保、資金獲得、研究者としての立場にも大きく影響します。 論文の学術ジャ
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