2019年11月26日付で、英国逐次刊行物グループ(UKSG)が刊行するInsights誌において、論文“Monitoring agreements with open access elements: why article-level metadata are important”が掲載されました。英・JiscのMafalda Marques氏、オランダ・ライデン大学図書館のSaskia Woutersen-Windhouwer氏、フィンランド国立図書館のArja Tuuliniemi氏による共著論文です。 近年、コンソーシアムや学術機関が、論文処理費用(APC)の割引・オフセット契約・“Read and Publish”契約といったオープンアクセス(OA)要項を含む契約を出版社と締結する事例が増加しています。こうした契約を締結した場合、コンソーシアムや学術機関はOAで出版された論文数
2019年11月30日付けで、Journal of Copyright in Education and Librarianship誌のVol. 3 No. 3に、“Checking Rights: An IR Manager’s Guide to Checking Copyright”と題する記事が掲載されています。記事は米・西オレゴン大学のStewart Baker氏・Sue Kunda氏の共著により執筆されました。 同記事は米国の機関リポジトリ担当者を想定して、登録される代表的な資料の種別、資料種別ごとの潜在的な著作権問題、その他の考慮事項、参考になる情報源等を解説・紹介した実用的なガイドとして作成されています。 まず資料種別によらず、担当者が抱える共通の問題として、学術的な著作物が「職務著作」に当たるかどうかの判断、教員・学生の著作権に関する知識の不足に起因する問題等が取り上げられ
出典①:UNESCO(英語) 出典②:UNESCO(英語) 出典③:OERu(英語) ユネスコは、2016年11月15日から16日までユネスコパリ本部にて、オープン教育リソース(Open Educational Resource: 以下、OER)の導入とその効果を測定するための指標開発に向けた専門家会議を開催した。 OERとは、インターネット上等に無料で公開されている動画、音声、文書及び画像ファイル等のオンライン教材を指す。 OERに関しては、現在、オープン教育リソース財団(The Open Educational Resource Foundation)が、ユネスコより財政的な支援を受け、OERuと呼ばれるプラットフォームサイトを開設しており、各提携機関が提供するコースを無料で受講できるほか、有料で、資格の取得に繋がる単位の獲得が可能であるなど、近年注目されているところである。 UNES
Dublin Core の現在 杉本重雄 筑波大学・図書館情報メディア研究科 概要 Dublin Core はインターネット上のメタデータ規則として最もよく知られているといってよいであろう。 この4・5年の間に Dublin Core では色々な重要な概念が明確化され,多くの分野で共通に利用される シンプルなメタデータエレメントセットのみならず,メタデータの Semantic Interoperability を支え るためのいろいろな基本概念を与えるという役割が明確になってきたと思われる。また,Dublin Core の開発組織である Dublin Core Metadata Initiative (DCMI)もこの 4・5 年の間に大きく変化してき た。 本稿では, はじめに Dublin Core の開発の歴史を振り返って, 概説し, その後, 重要な話題として, エレメントの再定義
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