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ブックマーク / biosciencedbc.jp (14)

  • JOSS2021 参加報告 - データのFAIR度を測定する取り組み - NBDC

    NBDC研究員の信定です。 先日登壇したJOSS2021 内のセッション「FAIRなデータキュレーションの実践」の概要と、当該セッション内で私が紹介したFAIR度の測定に関する欧州・米国の取り組みを報告します。 JOSSについて JOSS(Japan Open Science Summit)は、オープンサイエンスをテーマとした日最大のカンファレンスで、今年は2021年6月14日(月)〜 19 日(土)の6日間、オンラインで開催されました。今回で3回目の開催です。研究分野や機関でのデータ管理から政策・ポリシーまで、幅広い話題について議論がなされました。 「FAIRなデータキュレーションの実践」セッションの概要 以下、私が登壇した「FAIRなデータキュレーションの実践」セッションについて、ご紹介します。 セッションは、JOSS2021の5日目午後に、1時間半の枠で開催されました。国立情報学

    JOSS2021 参加報告 - データのFAIR度を測定する取り組み - NBDC
  • DOI とその活用方法 - NBDC

    NBDCの八塚です。ご無沙汰しております。 今回はDOIについてお話したいと思います。DOIとは何か? 研究分野でどのように活用できるのかについて簡単にご説明します。 DOIについて DOIとは? 後述するジャパンリンクセンター(JaLC)の資料では、DOIについて以下のように説明されています。 DOI (Digital Object Identifier) はインターネット上のデジタル・オブジェクトに持続的にアクセスする仕組みとして、1990 年代に考案されたものである。 (中略) DOIの機能はシンプルで、個別のコンテンツに割り振られたID (DOI) とその所在URL情報をペアで保管し、DOIの問い合わせに対して所在URLを返すというものである。もし、コンテンツの所在URLが変わった場合、ペアの情報を更新する。そうすることで、持続的なアクセスが保証される。 出典:ジャパンリンクセンタ

    DOI とその活用方法 - NBDC
    y_minami
    y_minami 2020/07/29
  • NBDCが作成したFAIR原則日本語版が公式訳として採用されました - NBDC

    NBDCが作成した日語版が、このたびFORCE11によって公式訳として採用されました。FAIR原則の正式な他言語版としては、この日語版が最初となりました。 今後は、英語版と同等の正式な文書として取り扱われます。 FAIR原則は、データ公開の適切な実施方法を表現した、データ共有の国際標準で、FORCE11が策定・公開しています(FAIR原則の歴史やその詳細は「データ共有の基準としてのFAIR原則」をご参照ください)。NBDCはFORCE11の求めに応じ、2019年11月26日にFAIR原則の日語版を公開しました。 正式訳として採用されたことを受け、2020年1月31日には、FORCE11のFAIR原則のページのTranslations欄にNBDCのページへのリンクが掲載されました。 関連情報 FAIR原則(「THE FAIR DATA PRINCIPLES」和訳) FAIR原則の日

    NBDCが作成したFAIR原則日本語版が公式訳として採用されました - NBDC
  • 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する研究データ・リソース - NBDC

    新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のゲノム情報について 2020年2月4日、生命情報・DDBJセンターは、ゲノム配列とその他関連情報が、アメリカNCBIが運営するGenBank から公開されていることを発表しました(新型コロナウイルスの配列と関連情報)。 また、同じ発表のなかで、一部のSARS-CoV-2配列データはGISAIDイニシアチブにより共有されることがある、としています。GISAIDイニシアチブは、研究者の国際的な協調による研究の迅速化を目的とした取り組みです。インフルエンザウイルスの配列情報やヒトに感染するウイルスに関連した医療データ・臨床データを、論文発表に先だって世界中のGISAIDメンバーとして登録されている研究者間で共有します。 SARS-CoV-2の系統樹は「Nextstrain」で閲覧できる(2020年6月1日追記) GISAIDによって共有されたゲノムデー

    新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する研究データ・リソース - NBDC
  • FORCE2019参加報告 ~オープンな科学やデータのために~ - NBDC

    このような一つの概念と一つのIDが1対1で結びつけられる特徴は、セマンティクス(意味論)的にも重要です。さらにWikidataは、「概念」と「値」を「プロパティ」で結びつける三つ組の情報で構成されており、これはNBDCでも推進しているRDF形式のデータとして公開されていて、機械可読性にも貢献できます。 このデータを検索するためのSPARQLクエリの送信サイトも利用することができます。例えば「場所(ID:P276)」が「エディンバラ(ID:Q23436)」で、「定期的に開催されるイベント(ID:Q11483816)」に「分類される(ID:P31)」概念を検索するには、 #Annual events in Edinburgh SELECT ?item ?itemLabel WHERE { ?item wdt:P276 wd:Q23436. ?item wdt:P31 wd:Q11483816.

    FORCE2019参加報告 ~オープンな科学やデータのために~ - NBDC
  • FAIR原則(「THE FAIR DATA PRINCIPLES」和訳) - NBDC

    前文 データ集約型科学の大いなる挑戦の1つは、課題解決に適した科学データや関連するアルゴリズム、ワークフローを発見し、それらに接続して、統合、解析し、人間や機械の円滑な知識発見を助けることである。ここでFAIRについて説明する。FAIRとはデータを「Findable(見つけられる)」、「Accessible(アクセスできる)」、「Interoperable(相互運用できる)」、「Reusable(再利用できる)」にするための一連の原則のことを指す。この「FAIR」という言葉は、2014年にオランダのローレンツセンターで開かれたワークショップで生み出され、2016年に「FAIR原則」として公開された。 これら15の原則に基づき、FAIRの達成レベルを測るために14項目の基準が定義された。FAIRの最新の進展の様子は、GO-FAIRのサイトから確認することができる。 FAIRの15個の原則 T

    FAIR原則(「THE FAIR DATA PRINCIPLES」和訳) - NBDC
  • ライフサイエンス分野のオントロジーを探す・見つける - NBDC

    Linked Open Dataとオントロジー NBDCの櫛田です。 Linked Open Data (LOD)の取り組みが広がりを見せています(参考:LODチャレンジ、LOD cloud)。 LODとは、データをWebで公開し、コンピューターが処理しやすい形式で他のデータとリンクさせる技術のことです。データに新たな価値を見出したり、今まで気づかなかった関係を発見することが期待できます。これを支える技術として、Resource Description Framework(RDF)やオントロジーがあります。 The Linked Open Data Cloud lod-cloud.net RDFはデータを"主語・述語・目的語"の三つ組みで記述するデータモデルです。特定のアプリケーションに依存しない形式のため、RDF化することで様々なデータの統合が促進されます。 一方、オントロジーはある領域

    ライフサイエンス分野のオントロジーを探す・見つける - NBDC
  • web専門知識ゼロからコーポレートサイトをリニューアルしました(前編)- サイト方針検討から情報設計まで - NBDC

    2019年4月17日、NBDCサイト(日語版)をリニューアルしました。掲載情報を再編成し、われわれの活動内容がより伝わりやすくすることを目指しました。記事では、検討経緯や設計の意図をご紹介します。われわれが何に着目し、何に苦労したかお伝えできれば幸いです。 2年に及ぶプロジェクト はじめまして、NBDC企画運営室の眞後(しんご)です。 NBDCサイト(日語版)およびNBDCロゴのリニューアルに、検討メンバーの一員として関わってきました。 「NBDCサイトのリニューアルをせよ」と上司から言い渡されたのは、2017年3月のことでした。 なんと、リニューアルは約2年におよぶプロジェクトだったのです! 悠長な...と思われるかもしれません。しかし、それだけ検討しなくてはならないことがたくさんありました。 筆者には、Webの専門知識はありません。このため、リニューアルまでの2年間、素人なりに

    web専門知識ゼロからコーポレートサイトをリニューアルしました(前編)- サイト方針検討から情報設計まで - NBDC
    y_minami
    y_minami 2019/07/08
  • 【NBDCヒトデータベース】NBDCヒトデータ共有ガイドラインを改定しました - NBDC

    2019年4月1日に「NBDCヒトデータ共有ガイドライン」を改定しました。詳細はこちら。 2019年4月1日より施行致します。 ガイドライン改定についてのご質問・お問い合わせはこちらへお願いいたします。

    【NBDCヒトデータベース】NBDCヒトデータ共有ガイドラインを改定しました - NBDC
  • IDW2018/RDA 12th Plenary Meeting参加報告 - NBDC

    NBDCの八塚です。ご無沙汰しております。 今回は、さる2018年11月、アフリカにあるボツワナ共和国の首都・ハボローネで開催されたIDW2018およびRDA 12th Plenary Meetingに筆者が参加しましたので、その報告をさせていただきます。 IDW、RDAとは? まず、IDWやRDAをご存知ない方のために簡単に説明をしたいと思います。 RDA(Research Data Alliance)は、研究データ共有の促進を目的として2013年に米国や欧州が中心となって立ち上げた組織で、研究者・ライブラリアン・研究助成機関・政策関係者などから構成されます。現在では日を含むアジアやアフリカからの参加者も増えており、2018年11月時点で世界137か国・7600名以上の会員が活動しています。 RDAは年2回のPlenary Meeting(総会)を開催しています。その開催地の多くは米国

    IDW2018/RDA 12th Plenary Meeting参加報告 - NBDC
  • FORCE2018参加報告 ~オープンサイエンスの未来を考える会合に参加して~ - バイオサイエンスデータベースセンター - NBDC

    NBDCの大波です。 2018年10月10日~12日に、カナダのモントリオールでFORCE2018が開催されました。FORCE2018はFORCE11の開催する年次会合であり、主にオープンサイエンスについて幅広い議論がなされました。 FORCE11は研究者、図書館員、アーキビスト、出版関係者、ファンディング機関関係者等から構成されているコミュニティであり、情報技術を効果的に使って学術コミュニケーションに変革をもたらすことを目的としています。データ共有の基準の一つであるFAIR原則(Findable(見つけられる)、Accessible(アクセスできる)、Interoperable(相互運用できる)、Reusable(再利用できる))は、このコミュニティがきっかけとなって生み出されました*1。 NBDCではFAIR原則に関する文書*1を公開したこともあり、これまで進めてきた研究データ公開の方

    FORCE2018参加報告 ~オープンサイエンスの未来を考える会合に参加して~ - バイオサイエンスデータベースセンター - NBDC
  • Japan Open Science Summit 2018発表報告 - NBDC

    NBDCの八塚です。 さる6月18・19日、東京都千代田区の学術総合センターで、Japan Open Science Summit (JOSS)2018 が開催されました。そこで行われたNBDCのセッション「ライフサイエンス分野におけるデータの共有」については、NBDCポータルサイトの新着情報ですでに報告されていますが、筆者もそれとは別の2つのセッションで発表しました。 今回のブログでは筆者自身がJOSS2018で行った発表について、簡単に報告したいと思います。JOSS2018全体の概要につきましては、イベント公式サイトをご覧ください。 1.セッション B2「次世代リポジトリシステム」 2017年11月に、オープンアクセスリポジトリ連合による次世代リポジトリ(NGR)についての機能要件および技術勧告が公開されました。セッションはNGRについての説明や議論を主な目的としてはいましたが、研究

    Japan Open Science Summit 2018発表報告 - NBDC
    y_minami
    y_minami 2018/08/07
  • FAIR原則入門 ~FAIR原則とは? どうすれば対応できるのか?~ - NBDC

    2018年4月にFAIR原則の翻訳と概要をNBDCのサイトから公開したところ、様々な反響をいただきました。その中で「FAIR原則が何なのかまだよく分からない」、「FAIR原則にどう対応すれば分からない」といった声も聞かれました。 そこで、記事ではあらためてFAIR原則について説明し、どのようにすればFAIR原則に対応できるかについて提案してみたいと思います。 NBDCが作成したFAIR原則の日語訳がFORCE11に正式版として採用されました。正式版は以下のページをご覧ください(2020年2月21日追記)。 FAIR原則(「THE FAIR DATA PRINCIPLES」和訳) 「FAIR原則(ふぇあげんそく)とは何ですか?」 FAIR guiding principles for data resources © 2016 SangyaPundir licensed under Cr

    FAIR原則入門 ~FAIR原則とは? どうすれば対応できるのか?~ - NBDC
  • データ共有の基準としてのFAIR原則 - NBDC

    ページに掲載しているFAIR原則の日語訳は仮訳です。正式版は、以下のページをご覧ください(2020年2月21日追記)。 FAIR原則(「THE FAIR DATA PRINCIPLES」和訳) FAIR原則とは 近年、研究データの適切な公開について様々な話題が世界を駆け巡っています。特に「オープンデータ」の潮流は明確に推進されつつあり、例えば2013年にはG8サミットにてオープンデータ憲章に対する合意が締結され、国際社会が共同してオープンデータの推進に取り組んでいくこととなりました。さらに2016年に日で開催されたG7の科学技術大臣会合「つくばコミュニケ」では、オープンデータとそれを含むオープンサイエンスを推進する実際の方針について共同声明が出されました 。内閣府の定める第5期科学技術計画(2016年~2021年)においてもオープンサイエンス推進が明記され、国内の科学技術研究デー

    データ共有の基準としてのFAIR原則 - NBDC
    y_minami
    y_minami 2018/04/23
    日本語での解説ページ
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