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ブックマーク / masanork.hateblo.jp (5)

  • 雑種路線でいこう - インフラただ乗り論やバックボーン不足論の虚妄

    不思議な議論だ.地方の零細プロバイダって,まだあるんだっけ.あってもインフラは大概アウトソースしてるよね.テレホーダイとかフレッツとかブロードバンドとかで潰れるべき零細プロバイダはとうの昔に潰れて名前だけプロバイダのまま顧客管理業に徹してるんだから,誰も困らないのですよ.技術革新についても,WDMの波長多重数であれルータの処理能力であれ,すごく困るほど低迷している訳ではない.京都議定書との絡みで,消費電力をどうするとか細かい問題はあるけどね.だいたい,インターネットはもともとベスト・エフォートというくらいで,パイプのどこかが詰まったところで遅くなるだけのことだ.*1 いまさら従量課金なんか,どこもやらないでしょう.面倒だし,みんなが一斉にやらないと従量課金に移行した事業者から顧客が逃げるだけだし,一斉に従量課金にシフトしようものなら,独占禁止法に抵触してしまう.よしんば苦しいキャリアが何社

    雑種路線でいこう - インフラただ乗り論やバックボーン不足論の虚妄
    y_saitou
    y_saitou 2006/03/04
    合理的な豚を思い出した
  • メリトクラシーを巡る葛藤 - 雑種路線でいこう

    http://d.hatena.ne.jp/yukihonda/comment?date=20060206#c の続き 中学生の時だったか、社会福祉の考え方を聞いたときに考えたのは、日で能力のないひとが福祉によって安定した生活を送れて、アフリカで能力のあるひとが飢えていたとしたら、それは公正なのだろうか、という疑問だった。国民福祉は、いずれ国際福祉となるのだろうか、或いはなるべきであろうか、というときに、自分は人々の間に能力の格差があって、能力に応じて成果を上げることができ、能力に応じて報いられるべきであろうという素朴なメリトクラシーへの信仰があったように感じる。 当時ぼくは勉強が大嫌いで、学歴社会に対して非常に強い反感を持っていたけれども、その根底にはいわゆる受験勉強が、来の社会で成果を上げる能力とは別の、服従を強いるような能力測定であって、社会は学歴などという一時点での評価ではなく

    メリトクラシーを巡る葛藤 - 雑種路線でいこう
    y_saitou
    y_saitou 2006/02/08
    自分がいかにして偶有的な経験を積めるかという観点で、企業選びをしてもいいのではないかという気はする。
  • 技術を活かすための競争戦略 - 雑種路線でいこう

    id:mkusunok:20060129:techstrategyで触れた内容について少し掘り下げてみる。これは歴史の勉強をした後の感想のようなものに過ぎないので、今後もこの通りにやれば成功するという意味ではない。ただ、何をやってはいけないか、という参考にはなるだろう。ベンチャーにとって大事なことは、先行する大企業に先行優位性を発揮させないこと、そしてより大きな技術力や資力を持った後続企業に真似されても差別化し続けられる仕組みをつくることだ。 価格はマーケットインで決めよ これは大企業のイノベーションでよくあることだが、R&Dに大変な金額をかけた割に市場がそれほど大きくない、だから価格を上げてしまおうという失敗である。Xerox StarとかToken RingとかHiSWANaが典型的だ。これらは研究開発予算を正当化するために商品化され、それが素晴らしい革新的なものであることを社内に説

    技術を活かすための競争戦略 - 雑種路線でいこう
  • 即戦力がいなくなる職場ってどうよ - 雑種路線でいこう

    「即戦力」の使い勝手が悪いというのは、その通りなんだろう。彼らは自分の市場価値を理解しているから、労力に見合った賃金を払わない会社や、そこにいると自分の価値が目減りするような経験しかさせてくれない会社からは逃げてしまう。そういうものだ。 結局のところ企業の経営戦略とかポートフォリオの問題である。割高で流動性の高い即戦力に頼るべきか、それとも地道に生え抜きを育てるべきかというのは、 業務に必要とされるスキルが汎用的か 業務の熟練者と非熟練者の間に著しい生産性格差があるか 事業そのものは継続的か 事業の収益性は高いのか といったことに依存する。 極言すれば、事業が汎用的専門スキルを必要とし、熟練による生産性向上が著しく、継続性が低く、収益性が高ければ即戦力を雇うべきである。ITの場合は結構な割合でこれが当てはまる。 きっと大学の先生が始めた翻訳業の場合、業務に必要とされるスキルこそ汎用的だけど

    即戦力がいなくなる職場ってどうよ - 雑種路線でいこう
  • 「本物のプログラマ」もNEETになり得る御時世の処世術 - 雑種路線でいこう

    ぼくはIT業界の中で技術者からマーケティングに移った人間で、最初こそ張り切ってコトラーとか読んだけど、外資系企業で日法人にいて3Cとか分析しても4Pのどれも殆ど触れないことに気づいて、これじゃマーケティング戦略の勉強にはならないなぁと感じて途中から技術渉外っぽい仕事に路線変更した。*1技術渉外というのも一風変わった仕事で、似たような仕事があるといっても非常に限られているだろうし、日企業のそういった部署で中途は採ることは少ないだろうから、日々潰しが利かなくなっているのではないかという不安はある。けれどもまぁ、英語とか段取りとか、自分の苦手なところを鍛えつつ、少し突き放して業界の仕組みを眺める居場所としては面白い。 どこかでいざとなったら技術者に戻れるという気持ちもあって、Virtual PCLinuxとかの環境はつくっているし、手元の環境には一通りのコンパイラは入れているし、研究所でつ

    「本物のプログラマ」もNEETになり得る御時世の処世術 - 雑種路線でいこう
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