![いま語る「コクリコ坂から」 宮崎吾朗監督インタビュー PART1 | アニメ!アニメ!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1f6646144cc5c55bc0b92aa33385ad28b3c20693/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fanimeanime.jp%2Fimgs%2Fogp_f%2F2498.jpg)
新連載の本コラム「ビジネスを考える目」は、コンサルタントの鈴木 貴博氏(百年コンサルティング 代表取締役)。鈴木氏が、日常生活 や仕事の場面で気づいたちょっとした「ビジネスのヒント」を毎週紹 介してもらう。携帯電話からユニクロまで、「消費者」と「ビジネス」 のちょうど中間に立った視点で、日本のビジネスをじっと見つめて、 考えるコラム。 それでも吾朗監督を応援したくて スタジオジブリの『ゲド戦記』を観て、その翌日、『時をかける少女』を観た。既に2つの作品の評価が大きく隔たっていることは、ネット上のレビューを見て知っていたが、実際、残酷なまでの才能の差を目の当たりにすることになった。 『ゲド戦記』の監督は宮崎吾朗氏──そう、スタジオジブリの宮崎駿監督の息子である。つまり2代目にあたる。一方の『時をかける少女』の監督は細田守氏。細田守氏も、実はジブリとは因縁ともいえる関係がある。 東映アニメーシ
スタンディングオベーションを受ける鈴木敏夫プロデューサーと宮崎吾朗監督 3日、宮崎吾朗監督のアニメ『ゲド戦記』が映画祭のメーン会場サラ・グランデで招待上映された。約5分間のスタンディングオベーションを受けた宮崎監督は上映後、満面に笑みを浮かべながら「みなさんに喜んでいただいていて良かった。今はウチのパパ(宮崎駿監督)が作っているので、私の次作があるとすれば4年後。次のワールドカップ開催の年に公開出来るよう頑張ります」と監督続投宣言をした。 映画初監督作ながら、同映画祭に招待上映されるのは異例。出品が決定したとき、吾朗監督は「親父(駿監督)と間違えているんじゃないか」と苦笑いを浮かべていたが、それも杞憂(きゆう)に終わった。この日の公式上映のチケット1078席分はソールドアウト。取材もイタリア・仏など世界各国から40社を越える媒体から申し込みがあったという。吾朗監督も「皆さん、GOROと呼ん
ハヤオの息子学序章の批評のスタイルについて、id:kagamiさんから、次のような批判的なトラックバックをいただきました。 作品というのは、背景を括弧に入れて観賞するのが基本と思う。 誰が作ったか、どのように作られたか、そういった一切を 括弧に入れて、作品を観賞する、それが基本的な観賞であって、 傑作は誰が作ったものであろうと傑作であり、 駄作は誰が作ったものであろうと駄作である。 傑作や駄作を作った人にどんな個々の理由があろうとも、 それは作品の出来栄え自体とは何の関係もないこと。 これについては全く同感です。作品は、作品単独で評価されるべきだと思います。 私のエントリも、自分としては、作品単独での自分なりの評価を書いたつもりです。あのエントリは、「私はこの作品のこういう所に感動した」ということを自分なりに表現したものです。ただ、自分の感動を表現するにあたっては、「ゲド戦記とその監督が置
宮崎吾郎は苦労人である。彼の経歴を見ればそれは簡単にわかる。彼は「ハヤオの息子」という難しいポジションに30年以上いるのである。 たとえば、普通の人が尋常でなく絵がうまかったら、「すごいねえ。絵うまいねえ」と言われる。しかし宮崎吾郎がうまい絵を書いても、「吾郎さん絵うまいね」と言う人はいるかもしれないが、心では「ハヤオの息子の癖にこんなもんか」と思っている。 あるいは、誰かが会社を起こして何億も稼いだら、「すごい男だ」と言われる所だが、ハヤオの息子が数億稼いでも「ハヤオの息子の癖にこんなもんか」と思われる。ジブリの興業収入くらい稼げば多少は認めるかもしれないが、「しかし奴には元手があるからな」くらいは私だったら思うと思う。 サラリーマンになって受注を取ってきても合コンで一番モテてもブログで面白いことを書いても、何をしても彼は「ハヤオの息子だから」と言われ続けるのだ。そして、彼が「ハヤオの息
スタジオジブリの新作「ゲド戦記」が好スタートを切った。原作はファンタジーの古典的名作。父は世界が認めた巨匠。大きな重圧の中でデビュー作を完成させた宮崎吾朗監督は「やれることはやった」と、控えめに手応えを語った。 企画の研究段階から作品にかかわり、今さら断れないという状況で監督を引き受けた。だが、本当は「最後の最後まで、自分が監督をやるべきじゃないと思っていた」と打ち明ける。 アニメーションの現場の経験がない自分に監督ができるのだろうか。父が育てたスタッフの中に、「息子」という肩書で入ってうまくやっていけるのか。映画が出来上がれば、どうしても父と比較される。そうならないよう、アニメの仕事にかかわることを避けてきた自分なりの姿勢もある。それでも引き受けたのは、原作が「ゲド戦記」だったからだ。 父・宮崎駿の作品にも大きな影響を与えた米国の女性作家、ル・グウィンのファンタジー。自身も高校生のころに
現地時間の8月6日、 今日はル=グウィンさんのための試写です。 試写は午後にあるので、午前中は遅めの朝食をとってから、 鈴木プロデューサー、海外事業部の武田さんと WILLAMETTE川に行き、 レンタル自転車を借りて、川沿いを少しの時間走ってきました。 レンタル自転車屋さんに残っていたのは、 ロードバイクが1台、二人乗り自転車が1台。 当然のように、私がロードバイクを借り、 鈴木さんと武田さんが二人乗り自転車を借りました。 カラッとした晴天の下で自転車に乗るのはとても気持ちよく、 しばし緊張を忘れられました。 二人乗りの前に乗せられ、 後ろから鈴木さんにあれやこれやと指示されていた 武田さんはそうでもなかったようですが。 その後、ホテルに戻って身支度をしてから、 試写会場の劇場に向かいました。 初めてお会いしたル=グウィンさんの印象は、 色々な人から聞かされて想像していたとおりで、 小柄
">宮崎吾朗監督 ■いきなり「トップ」!初仕事が監督 スタジオジブリ制作の映画『ゲド戦記』が29日、全国東宝系映画館で公開される。日本のアニメーション映画の第一人者、宮崎駿(はやお)監督の長男、吾朗氏が初めてメガホンをとった作品だ。ミリオンセラー経済本の著者で、映画でも新進評論家として名をはせる細野真宏さんが吾朗監督の公開直前の心境に迫った。 ◇ ■「宮崎アニメ」のこれからは 細野 アニメーション映画の制作というのは、熟練による知識と経験がモノをいう仕事なので、常識的には初監督でここまでクオリティーの高い作品はできないと思います。やはり最初から、相当、自信があって監督を引き受けたのでしょうか? ≪始まる直前まで 監督はイヤだと≫ 宮崎 いえ、全然、自信はありませんでした。現場が始まる直前まで「監督をやるのはイヤだ」と思い続けていて、社長の鈴木(敏夫プロデューサー
「ゲド戦記」が不評らしい。という話が出たのはいつごろだったか。「時をかける少女」の公開後だったような気がする。初号試写が7月のはじめ。てことは、まあ、それ以降ということになるか。その辺の推移にはあまり興味がないので詳しくは触れない。 ただ、「ゲド戦記」を見てひとつ確信したことがある。これは断じて「宮崎吾朗」以外には作れない映画である、ということだ。そもそも御大監督の息子の監督作品で主人公が「親殺し」する作品なんである。鈴木敏夫が示唆した、というのは、駿との関係がこじれるだけだからまずない。優秀なスタッフが「息子の名」を借りて書いた、という可能性もあるにはあるが、社員が会社の重役を殺す話書いて通るか、と言えば通らない。粛清されちまわあなw。 つまり、こんなこと書いて許されるのは「監督:宮崎吾朗」以外にはない、ということである。主犯:宮崎吾朗、共犯:スタジオジブリと言ったところか。 ま、それを
父の影響 逃れられない スタジオジブリの新作「ゲド戦記」が好スタートを切った。原作はファンタジーの古典的名作。父は世界が認めた巨匠。大きな重圧の中でデビュー作を完成させた宮崎吾朗監督は「やれることはやった」と、控えめに手応えを語った。(田中誠) 企画の研究段階から作品にかかわり、今さら断れないという状況で監督を引き受けた。だが、本当は「最後の最後まで、自分が監督をやるべきじゃないと思っていた」と打ち明ける。 アニメーションの現場の経験がない自分に監督ができるのだろうか。父が育てたスタッフの中に、「息子」という肩書で入ってうまくやっていけるのか。映画が出来上がれば、どうしても父と比較される。そうならないよう、アニメの仕事にかかわることを避けてきた自分なりの姿勢もある。それでも引き受けたのは、原作が「ゲド戦記」だったからだ。 父・宮崎駿の作品にも大きな影響を与えた米国の女性作家、ル・グウィンの
そんな訳でオレはゲド戦記で『楽しめた』訳なんですが、ご存知の通り現在ネット上で吾朗氏への猛烈なバッシングが巻き起こっていて、それが映画に対する非難ならまだいいんですが、単なる人格攻撃になってまして、しかもそんなサマがブログで言及されて"映画は観ていないが吾朗は最低な奴だ"みたいな事を平気で言う輩が大量にいらっしゃるようなので、後だしジャンケン的ではありますが、ちょっと片っ端から反論してみようかと思います。 id:otokinokiさんdis。 いま「ゲド戦記」に問われているのは、宮崎吾朗がジブリを継ぐに足る正当性があるかという点だ。 だが試写会評を見る限りでは、どうやらそれは失敗したようだ。日本のアニメ文化がいかに継承されていくかという行く末を鑑みてそう思った。 さて次の企画は - ジブリ継承の正当性が問われはじめた? 宮崎吾朗「ゲド戦記」に巻き起こる暗雲 やっぱり現在の吾朗バッシングシー
先週の土曜日、 関係者の打ち上げパーティーがありました。 挨拶のために壇上に上がり、 ずらっと居並んだ大勢の方の顔を見たとき それまで考えていた挨拶の言葉をすっかり忘れてしまい 上手に挨拶することができませんでした。 こんなにたくさんの人たちに支えられて 映画が生まれたのだと思うと、 本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。 映画「ゲド戦記」のために力を尽くしてくださった皆さん、 皆さんの名前をお一人ずつここで挙げることはできませんが、 本当に、本当にありがとうございました。 そして、パーティーの最中、色指定の保田さんが、 宮崎駿監督からの伝言を伝えてくださいました。 「素直な作り方で、よかった」 という、とても短い言葉でしたが、 思わず涙が出そうになりました。 今までいろいろなことを言ってきましたが、 父からのその言葉は、何よりも嬉しいものでしたし、 この先も頑張ろうという 前
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