携帯の世界で最初に「撮れる絵がきれい」と評判を得たのがシャープであることは、周知の事実。カシオ端末のカメラ機能がトップクラスになったのは「W21CA」以降の話で、シャープはJ-フォン時代からいち早くカメラ機能に力を入れていた。「写メール」という言葉を定着させたのも、同社の「J-SH53」だったといって過言じゃない。 そんなシャープの最新モデル「903SH」「703SH」が登場した。期待するのが当然というもの。カメラの画質というのはデジカメでもそうだが、個々の製品よりメーカーごとの特徴が出るもの。というわけで今回は、903SHと703SHの両方を同時に取り上げちゃえと思ったのである。 903SHと703SHを比べつつ同時にレビューする 同じメーカー製ということで、メニューのデザインなどには共通点がある。どちらも全画像サイズで縦長の画像を撮る仕様で、縦位置撮影がメインのカメラ機能と思っていい。