Winny経由で情報を漏えいさせるウイルスに感染してしまう背景に、ファイル交換ソフトの「中毒性」や「慣性の法則」があるとIPAの加賀谷氏は指摘する。 「ファイル交換ソフトウェアの利用は中毒症状を引き起こす。危ないと思っていてもなかなか止められない」――アスキーが5月2日に開催したセミナー「止めるぞ! 情報漏えい」において、情報処理推進機構セキュリティセンターの研究員、加賀谷伸一郎氏はこのように述べた。 IPAでは、ウイルスや不正アクセス全般に関する相談を受け付けてきたほか、Winny経由で情報を漏えいさせるウイルスによって被害が多発していることを受け、2006年3月に緊急相談窓口「Winny119番」を設けている。ここに寄せられた相談の内容を踏まえると、ウイルスに感染するユーザーの多くは誘惑に負けたり、あるいは勢いで次々とファイルを開き、被害に遭ってしまっているという。 「皆、ウイルスには
“新進”IT企業が“重厚長大”放送局を傘下に収めようとした「寸劇」から早1年。「通信と放送の融合」は、にわかに進んでいるかのようだ。いや、「融合」はまだだとしても、通信側が放送ビジネスを、放送側が通信網参入を、それぞれすでに始めている。それがいずれ、「融合」につながるのかもしれない。そこに生まれるのは、まずはネットで見れる放送、いわゆる「ネットテレビ」(※)となりそうだ。そのうち、今最も勢いよく成長しているのは、「GyaO」に代表される〔ネット‐ネット型〕である。 「通信と放送の融合」に対する視線が今、非常に熱い。いわゆるIT企業がここ数年、放送コンテンツの配信を試んでいることがそれを助長しているのだが、そうした流れの背景には、ブロードバンドの進展・普及で通信網が放送網に匹敵するくらいの力をつけてきたことがあるといえる。通信行政を授かる総務省では、通信と放送の融合に強い意欲を示すといわれる
株式会社J-WAVEは、音楽番組をインターネットで無料ストリーミング配信する新サービス「BRANDNEW-J “Just Like Radio”」を6月に開始することを明らかにした。年齢や性別などを登録することで無料で聴取できる。 J-WAVEは東京都内を中心にFMラジオを放送しているが、ストリーミング配信では通常のラジオ番組ではなく、ネット配信用のオリジナル番組が配信される。放送時間は毎日午前10時から午後10時までの12時間で、4時間番組を計3本放送する。 番組内容は、パーソナリティーが音楽を紹介する通常のラジオスタイルだが、使用する楽曲はレコード会社などから配信許諾が得られたもののみとなる。また、配信サイトでは紹介した楽曲のCDを購入するページへのリンクも用意するという。 番組にはCMが挿入され、広告収入で運営。受信にはWindows Media Player 9以降を使用。著
株式会社アスキーは5月2日、企業の情報セキュリティ担当者を対象にした情報漏えい対策セミナー「止めるぞ!情報漏えい」を 東京・秋葉原のダイビル秋葉原コンベンションホールで開催した。 昨今増加しているファイル共有ソフトユーザーによる情報漏えい問題に関して、Winny開発者の金子勇氏やWinny弁護団事務局長の壇俊光弁護士、およびセキュリティ関連ベンダーなどが約半日講演。情報漏えい対策の最前線の状況について説明が行われた。 主催者したアスキーのネットワークマガジン編集部・中野克平氏は、「わずか1カ月で準備したが、満員の盛況。企業の情報システム担当者の関心の高さを感じた」と語る。 講演の後半のセッションに登場したWinny開発者の金子勇氏は、「Winny開発者にできること」として、Winnyユーザーによる企業や個人の情報漏えい対策について言及。そのなかで、「Winny利用者の情報漏えいを防ぐのは比
自分にとって使いやすいアニメーション制作ソフトを求めて 自分がソフトに合わせるなんてイヤ! 自分と相性の合うソフトがないなら、自分好みの新しいアニメーション制作ソフトを作ろう。そんなクリエイターにとっては夢のようなことを、実際に行動に移しているアーティストがいる。アーティストのうるまでるび氏だ。「うるまでるび」とは2人のアーティストうるま氏とでるび氏のユニット名。イラストレーターを職業とするぼくは、この話を聞いて、さっそくおふたりに会いに行った。お話を聞きながら、ソフトを見せてもらうために。 うるまでるび氏は2人のアーティスト名。ソフトを操作するのはうるま氏、手前がでるび氏。 うるまでるび氏は、これまで多くのキャラクターやアニメーション制作を手がけている。また、それだけにとどまらず、自分で描いた絵が勝手に動き出す「びっくりマウス」などプレイステーションのソフトの製作、ニフティの「インターポ
とことん毛筆のにじみにこだわったシミュレーションソフト ペイントシミュレーションソフトの代表格の「Painter」(現在は「Corel Painter」)を長年愛用している私だが、デジタルでイラストレーションを描き始めた頃には、毛筆の描き味を何とかパソコン上で再現できないかと苦労したものだった。もともと日本画を専攻していたし、毛筆でイラストレーションを作成していた時期もあったので、毛筆の描き味をデジタルで再現することは私にとって重要な課題だった。 演算星組のペイントツール「Mac書道Pro」や「Mac書道山水」も使ってみた。墨汁っぽさでは満足できたのだが、解像度の不自由さなど使いづらい点もあった。「Painter」で毛筆と言われているブラシはあまり毛筆っぽくないので、ほとんど毛筆系ブラシは使っていない。 ある日、「一週間でマスターするPainterIX」の編集者に紹介されて、「MoXi」の
はじめに 世界的な経営学者、P・ドラッカーは、2005年11月に亡くなられた。彼は、95年に及ぶ生涯の中で、実に多くの著述を残した。その代表的なものとして、「経営者の条件」、「断絶の時代」、「マネジメント」、そしてここで取り上げる「ネクストソサエティ」がある。これらの著作は、どれも多くの示唆に富んでおり、彼は、「近代経営学の父」と呼ばれたのである。 そのドラッカーは、「ネクストソサエティ」(上田惇生訳、ダイヤモンド社)の中で、今の日本問題を鋭く指摘している。この本の「日本の読者へ」の中で、「日本では誰もが経済の話をする。だが、日本にとっての最大の問題は社会のほうである」、と喝破している。その日本の社会制度や国家政策や社会慣行は、戦後長らく有効に機能していたが、現在は、そのどれも機能不全に陥り、その改革が急務であると指摘しているのである。 人が作ったものは、建物や生産設備などのハードウエアで
「冗談も言えない共謀罪」と言われるが、正確に言うと「冗談を言うヤツの近くに居てはいけない共謀罪」だ。黙って無反応でいても、場を同じくしたことで共謀罪に問われないとも限らない……と書いた。どういうことなのか、「沈黙の共謀」について書いてみることにしよう。 19歳のA君は、中学時代の同級生4人に数年ぶりにバッタリ会った。「久しぶりじゃん。俺たちこれからカラオケに行くんだよ。一緒にいかないか」と誘われた。中学時代に親しかった子がひとりいて、昔は悪かった子と一緒だったのが気になったが、「すげえ偶然あったんだから、つきあえよ」と言われて「まあ、いいか」と一緒にカラオケ店に入ることにした。 ひとしきり、歌ったあとで雑談になった。 「なんかムカつくな。金ないし、スカッとすること何かないか」 と体格のいいBが言った。 「このまえのプレイはうまくいったから、またやりまっか」 お調子者のCが言い出したが、Aに
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萌えシリーズのイカロス出版 「萌えよ!戦車学校」「萌えもえ!W杯観戦ガイド」「もえぽり」「萌えだらけの車選び」と続編登場! どこに出しても恥ずかしいミリタリー誌・MC☆あくしずはVol.21で5周年を迎えられることになりました。皆さんに私は言いたい! ありがとう!そして、ありがとう!\|宜|/ さてそんなVol.21の大特集は、日本海軍が太平洋戦争末期に送り出した海軍最強の戦闘機「紫電改」がテーマ。表紙はUS@MYO先生の紫電改さんが再登場、プリケツでみんなの視線を一身に集めることでしょう。内容は、おなじみシャル&ゼナが送る紫電改入門、強風・紫電・紫電改娘が登場する紫電系列各タイプ紹介、表紙の紫電改さんの体をまさぐる各部メカ解説、凛々しい紫電改娘さんが敵機と激戦を繰り広げる戦歴記事、紫電改エースたちがネコミミさんたちになっちゃう人物列伝、紫電改の空戦シークエンスを活写する記事、米のライバル
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