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人はなぜウイルスファイルを開くのか
Winny経由で情報を漏えいさせるウイルスに感染してしまう背景に、ファイル交換ソフトの「中毒性」や「慣... Winny経由で情報を漏えいさせるウイルスに感染してしまう背景に、ファイル交換ソフトの「中毒性」や「慣性の法則」があるとIPAの加賀谷氏は指摘する。 「ファイル交換ソフトウェアの利用は中毒症状を引き起こす。危ないと思っていてもなかなか止められない」――アスキーが5月2日に開催したセミナー「止めるぞ! 情報漏えい」において、情報処理推進機構セキュリティセンターの研究員、加賀谷伸一郎氏はこのように述べた。 IPAでは、ウイルスや不正アクセス全般に関する相談を受け付けてきたほか、Winny経由で情報を漏えいさせるウイルスによって被害が多発していることを受け、2006年3月に緊急相談窓口「Winny119番」を設けている。ここに寄せられた相談の内容を踏まえると、ウイルスに感染するユーザーの多くは誘惑に負けたり、あるいは勢いで次々とファイルを開き、被害に遭ってしまっているという。 「皆、ウイルスには
2006/05/09 リンク