『ウルトラマン』、『宇宙戦艦ヤマト』、『機動戦士ガンダム』……。程度こそ異なるが、「宇宙」と「SF」をテーマに取り入れた作品は1980年代ごろから多数存在し、現在まで小説やアニメ・実写映像、ゲームなど媒体のかたちを問わず多くの人がエンターテイメントとして慣れ親しんできた。 宇宙SFは遠い世界のようで、意外と身近な作品のなかに多くあふれている。 現在撮影されたなかでもっとも深いとされる宇宙の画像。ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールドと呼ばれる領域。 (2003年9月から2004年1月にハッブル宇宙望遠鏡で撮影) だが、誰もが宇宙や未来のテクノロジーについて詳しいわけではない。我々が宇宙SF作品を簡単に楽しめるのは、作中で描かれている設定を正しく考証したり、あるいはその設定を用いた演出を考え出したりする仕事があるからだ。 ゲームが開発されていくうちにいくつものアイディアを洗練し時に切り捨て
![『ヤマト』の宇宙はなぜ青い? 『コードギアス』に人型ロボットが出る理由は? 制作者が作品に落とし込む宇宙SFの“リアリティ”とは](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2ebb8ad1bf12d03e6814495dc4749867b66d1dda/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg-denfaminicogamer.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F11%2Ftaidan_kiji1108_1101.jpg)