1月12日にプロダクションI.Gは、平成19年5月期(18年6月~19年5月)までの中間決算を発表した。決算内容は昨日既に業績予想の修正が出されており、その内容に準じたものになっている。 連結中間売上高は前年同期比20.6%増の30億6200万円、営業利益は1億5800万円(前年同期比38.0%減)、経常利益は1億7700万円(同34.9%減)である。 今期の同社の制作事業は、テレビシリーズが『BLOOD+』や『xxxHOLiC』『シュヴァリエ』など9タイトル、ビデオ作品が2タイトルで『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX solid State Society』と『テニスの王子様』になる。これ以外に、ミュージッククリップやゲーム用のアニメーションも手掛けている。 売上高の増加は、こうしたアニメ制作が堅調に推移しているためである。しかし、子会社のジーベックの制作体制の構築