データセンター用SSDのコストが1/7に、ReRAM活用の新技術を中央大が開発:メモリ/ストレージ技術 SSD(1/2 ページ) SSDのコストを劇的に削減しながら、性能と寿命も飛躍的に向上させられる技術が登場した。フラッシュメモリに新世代メモリ素子であるReRAMを組み合わせるハイブリッド型のSSDである。この成果を達成できたのは、これらメモリ素子自体の改良ではなく、データの読み書きを制御するコントローラを工夫したためである。 ノートPCをはじめとした民生機器のみならず、データセンターにも導入が進むSSD(Solid State Drive)。その実質的なコストを1/7程度と劇的に削減できる新技術を、中央大学 理工学部 教授の竹内健氏らの研究グループが開発した。SSDの記憶素子として一般的に使われているNAND型フラッシュメモリは、HDDに比べて書き換え可能回数が少なく、それによってSS