1. はじめに SoftLayerのVyOS/VyattaでGRE接続の続きです。 前回は、Static IPで接続してみましたが、これではあまり面白くない(とはいっても、2ノードならばこれで十分でしょうが)、OSPFで構成してみます。 構成図を再掲します。 2. OSPFについて OSPFを前回構成したGRE上でマルチキャストで実行します。とはいえ、そもそも途中経路のルーターが利用者で管理できない時点で、論理的に隣同士のVyOSでルーティングせざるを得ませんが・・・。 static routes, OSPF, BGPは、それぞれ独自にテーブル管理されており、これらの独自テーブルから最終的にIPルーティングテーブルが決まります。つまり、以下のような感じです。 static routes table --> IP routing table OSPF table --> IP routing