こんにちは、サイボウズ・ラボの星野です。 先日の記事(半年かかったバグ調査の顛末は)では、長期間苦労した不具合調査についてあっさりとまとめて頂いたので、その行間に起きたたくさんのことを思い起こし、ひとり感慨にふけっています。 (私も記事原稿をレビューしましたが、もし私が書いたら思い入れが強すぎて長文になってしまい、きっと読みづらくなってしまったでしょう。。) さて、今回は、crashblk というソフトウェアをオープンソース化したので、その紹介をしたいと思います。 ソースコードは GitHub レポジトリ に置いてあります。 ライセンスは GPLv2 or 3 です。 crashblk とは crashblk (くらっしゅぶろく、と読んでいます) は、Linux カーネルのブロックデバイスドライバやファイルシステムなどをテストするためのブロックデバイスドライバです。私は WalB を開発し
13.11 Perform I/O Operations in Parallel The POSIX.1b standard defines a new set of I/O operations which can significantly reduce the time an application spends waiting for I/O. The new functions allow a program to initiate one or more I/O operations and then immediately resume normal work while the I/O operations are executed in parallel. This functionality is available if the unistd.h file defin
CFQ idling causes reduced IOPS throughput on non-rotational disks. Since disk head seeking is not applicable to SSDs, it doesn't really help performance by anticipating future near-by IO requests. By turning off idling (and switching to IOPS mode), we allow other processes to dispatch IO requests down to the driver and so increase IO throughput. Following FIO benchmark results were taken on a clou
The file system cache (buffer cache) helps programs to get to their data blocks faster by keeping recently used file blocks in memory. If you copy a large file tree, this has a devestating effect on the cache since all the copied data will also end up in the cache, force other data blocks out of the cache. This is very bad for system performance since of all the other processes on the system that
ここ二日ほど、Linuxをインストールしていたのは、O_DIRECTで遊ぶため。たまには、Linuxでご飯を本当に食べているということを見せようかと。たぶん、間違っている可能性があるので、ご指摘いただけるとうれしいです。一応、参考は、Linxuカーネル解読室のP314あたり。 O_DIRECTというのは、Linuxのカーネル2.4から(だよね)openシステムコールにたてれるようになったI/Oの直接転送を指定するフラグ。 自分が今の部署にはいって、最初に書くことになったTestプログラムで使ってくれとたのまれて、ちょうど一年前ぐらいにもさわっていたんだけど(昔のブログにはかいたんだけど、今そのブログがない)、最近、仕事の空いた時間で、ファイル経由のI/Oアクセスについて、いろいろ勉強(主にオライリーのカーネル本を読んでいる)していて、昔より何やってるいるかわかったきがするので、ちょっと遊ん
世間では PHP が、Perl が、と盛り上がっているようですが空気を読まずまたカーネルの話です。今回はページキャッシュについて。 /dev/shm に参照系DBを持っていくと I/O 負荷が激減した件(当たり前だけど) - drk7jp で、ディスク上にあったファイルを /dev/shm (tmpfs) に移したら I/O 待ちがなくなって負荷がさがった、ということなんですがおそらくこれは tmpfs に置く必要はないかなと思います。Linux (に限らず他の OS もそうですが) にはディスクの内容を一度読んだらそれはカーネルがキャッシュして、二度目以降はメモリから読む機構 = ページキャッシュがあります。tmpfs にデータを載せることができた、ということは物理メモリの容量に収まるだけのデータサイズかと思うので、放っておけば該当のファイルの内容すべてがメモリ上にキャッシュされて io
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