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職業としての大学教授 (中公叢書) 作者: 潮木守一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/10/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 66回この商品を含むブログ (16件) を見る 著名な教育学者、潮木氏がいうのだから、説得力がある。こういうことをいう人は多かったが、大学関係者から出たところが大きい。 とにかく引用する。 日本の大学教員は我が身を守ることには懸命になるが、その後継者世代をどうやって確保するのかに対しては極めて冷淡で、その結果、博士課程は目下、いまだかつて経験したこともない危機的な状況に陥ってしまった。青春は二度と取り戻せない。ただちに博士課程の募集を一時停止してでも、全国の博士課程を持つ大学を中心に、さらには全大学を含めて、今後の大学教員育成の制度設計を見直す必要がある。 三〇歳まで「生業」につかなかった人間を受け入れる場などまったくない 現在の大学
建築系といえば、少し前までは工学部の中では華のある(学生時代は・・・ね)学科と見られ、人気の高い学科だった。過去形で話すのが非常に残念なことだが、大学に残っている知人と会食したとき話題にでたのが、表題の「建築学科の偏差値が工学部最低になっている」って事。ためしに偏差値比較サイト(こんなもん受験生以外で見ることがあると思わなかったが。)で見てみると、確かに自分の受験時代とは違い、えらく人気が低下していると実感した。 ここではあまり多くは取り上げられないが、東西の2つの有名大学では以下の感じだ。 □事例1:京都大学の場合 http://daigaku.jyuken-goukaku.com/nyuushi-hensati-ranking/kyoudai/ 物理工学科(64.3)>情報学科(62.8)>工業化学科(62.5)=電子工学科(62.5)>建築学科(62.2)>地球工学科(61.5) な
東京大学の新しい教育プログラム「i.school」人間中心イノベーション・シンポジウム – 世界のトップ・ビジョナリーに学ぶ! i.schoolエグゼクティブ・ディレクター堀井秀之教授が、Tom Kelley(IDEO)、Heather Fraser(Univ. of Toronto)、Barry Katz(Stanford Institute of Design)、紺野登(多摩大学大学院)などのトップ・ビジョナリーを迎え、人間中心イノベーションをめぐりディスカッションを展開します。 人間中心イノベーション・ワークショップ – IDEO流イノベーションの真髄を体験! オープン記念人間中心イノベーションワークショップは、働く母親と子どものコミュニケーションをそのテーマに選びました。IDEOの全面的な協力により、プロトタイピング、オブザーベーション、インタビュー、ストーリーテリングなどIDEO
Of course grad school could be fixed. Even undergrad could be fixed. Here’s how. Divide semesters into two-week intervals (or something about that long). During an interval, you only work on one or two things, and you work on them all day, every day. Instead of classes that consist of lectures, work on projects. A little lecturing can work wonders, so lecture occasionally. And then allow time for
今回は「同志社大学」「立命館大学」「関西大学」「関西学院大学」「早稲田大学」「慶應義塾大学」「立教大学」「法政大学」「明治大学」「中央大学」を取り上げさせていただきました。 ─────────────(2009.06.04追記)──────────── ■更なる続編あり。いつまで続く。。 ●これが有名中堅大学とサラリーマンの年収だ! (はてな匿名ダイアリーより) (青山学院大学、中央大学、日本大学、日本女子体育大学、杏林大学、 星薬科大学、国立音楽大学、国際基督教大学 を対象) ─────────────(2009.06.02追記)──────────── ■はてなブックマークにも多数コメントがされています。(少々過激なのもあり。。) ●はてなブックマーク ■紹介したPDFファイル(機関紙)がアクセスできなくなっています。 ■関西方面の私立大学職員の年収情報がありました。 ●意外と高い私立
修了者の就職難などが指摘されている大学院の博士課程について、文部科学省は30日、全国の国立大学に定員の縮小を要請する方針を固めた。大学間での院統合も含めた組織再編を促す。今後、定員・組織を見直す大学を財政支援する仕組みを整え、自主的な取り組みを後押しする。 国立大大学院の入学定員は合わせて約5万7000人で、うち博士課程が約1万4000人。文科省は長年、学部から大学院に教育研究の重点を移す政策を継続してきたが、博士課程では就職への不安などから定員割れが相次いでおり、軌道修正を決めた。 有識者で構成する国立大学法人評価委員会(野依良治委員長)は、この方針を大筋で了承。同省が近く大臣名の書面で要請し、各大学が6月中に素案をまとめる2010年度からの中期目標に反映させる。 要請書案が定員、組織の見直し対象として挙げたのは、大学院博士課程以外に、少子化で需要の先細りが見込まれる教員養成系学部
研究に興味ない学生にとって卒研は不要という意見のメモ。私としては研究を構成する考え方、やり方は日常生活や一見研究と関係のない仕事の中でしょっちゅう出てくるものだと考えているので「研究」という過程を自分とは全く関係ないものとして扱うやり方が不思議でしょうがない。 クリティカルリーディング(批判的に本を読む方法の理解)、論理的思考法(演繹的思考法、帰納的思考法、仮説生成的思考法とこれらの思考法の限界の理解)、証拠に基づく議論術、技術文書作成法、あと研究分野によっては協調的作業の経験など、ホワイトカラーと呼ばれる職種で要求されている能力そのものに思えるけれども価値がないのだろうか。まあ、実際には、これらを明確にかつ体系的に教えられているのではなく、卒業研究を通して暗黙にかつ断片的に学び取らせているという点が問題なのだと思うけど。 以下、私の過去のエントリーを含めて関係ありそうなものを抜き出し。
I'm Takashi Aoki (青木 貴司). I'm currently working as CTO at Xcoo, Inc (株式会社テンクー). I'm always happy to give advice or connect with people doing interesting work! :D About Takashi AOKI / 青木 貴司 a.k.a. federkasten Icon Works April 2011 - Present: Hacker/Co-Founder/CTO at Xcoo, Inc. August 2008 - February 2013: Researcher at Geisha Tokyo Entertainment, Inc. July 2008 - March 2009: Chief creator at the IP
人工知能なんちゃら研究会 2日目のときの話。北陸先端科学技術大学院大学の説明会に行きました。学部生や社会人など40人くらいが参加していました。研究科の説明では知識科学研究科の國藤先生にお話をうかがいました。 説明会と講演の感想を書きます。JAISTの概要やカリキュラムは調べればあるので省略。 感想 大学院大学は教育への熱意がすごい! 国や分野を問わずいろんなひとを集めて、手厚く人材を育てようという意気込みが伝わる。知識科学という耳慣れない分野にも関わらず、研究を体系化し全体像を描き出そうとする試みを感じ取れる。つまり知識科学を教育し研究する機関としての誇りを感じさせてくれた。 JAISTは修士にも問題発見能力を身につけさせることを目指している。知識科学研究科では知のコーディネータとして修士を育て、知のクリエータとして博士を育てる。文理融合、主観の知と客観の知の融合、科学技術力+α(コミュ力
(下に追記 09.2.23.) 聞くところによると、各地の大学に「修士課程の学生数絞りこみのお達し」がお上から来ている*1ようで。流れはよくわかりませんが、教育に重きをおいて(?)修士学生の質を維持することと、学生が他大学の修士課程に進学することを推進して人材を流動化させるのが狙いみたい。要は修士課程の定員を削減したい、ということです。猫の手も借りたい研究室にしてみればとんでもない話でしょうが、うちみたいなビンボーラボにとっては研究費とテーマの選択・集中ができていいかもしれません。人材(労働力?)が流動化することに関しても、色々な情報交換が活性化されていいんじゃないかと思います。個人的にはそうするべきように感じています。やる気ないけど何となく進学、という人ばかりでは困るし。 ・・・が、問題は、いつから定員を削減するかなど、話の経過が一切学生に下りていないことです。僕の所属しているところの場
追記:ちゃんと話してきました。つづきはこちら。 http://d.hatena.ne.jp/PineTree/20090130/p1 追記2:これだけでは分からないことについて、以下にも書いてみました。 http://d.hatena.ne.jp/PineTree/20090226/p1 http://d.hatena.ne.jp/pollyanna/20081224/p1 以前この記事を読んで、なるほどと思った。 確かに日本では「勉強ができる」ことへの偏見のようなものはあるし、それが科学の発展を妨げているところもあるかもしれないな、と実感があったからだ。 今日この記事を思い出したのは、頭がいいことへの偏見を生んでいるかもしれない、頭のいい人の無邪気さ(英語で言えばナイーブさ)に接してしまったからだ。 私は大学で研究をしている。チームで研究をしているうちの部屋において、自らの研究とともに、
米国への3カ月半の出張から帰国しました。暖かい西海岸から日本の冬に戻ると,寒さに体が適応できず,周囲の人よりもかなり厚着でないと外を歩けません。もう若くないというだけかもしれませんが。 今回の出張に限らず,前から思っていたことですが,日本と米国で大きく違うことの一つに,大学の情報発信力があると思っています。企業のそれには大きな違いがないにもかかわらず,こと大学となると,なぜか差が目に付きます。 米国の有力な大学の多くは,大学のWebサイトに研究開発専門のニュースを掲載するページを持っています。多いところは1日に複数のニュースが追加されていきます。数の多さだけでなく,内容も面白いのです。多くは大学専属のライターが難しい内容のポイントやインパクトを分かりやすく簡潔に伝える努力をしています。簡潔すぎてそれだけでは情報不足という場合もありますが,その場合は論文を直接読めばよいのです。ニュースのペー
『あんた、学振に通る見込みあるの?』と聞けば良いです。 まず、学振とは日本学術振興会特別研究員のことを指します。 特別研究員制度は、我が国トップクラスの優れた若手研究者に対して、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与え、研究者の養成・確保を図る制度です。 (特別研究員−日本学術振興会) 採用者には年間100万程度の研究費と月額20万の「研究奨励金」という名の給与が与えられます。もし、博士課程1年から採用される特別研究員(DC1)になれたなら3年間で約1,000万円が国から支給される、学生に取っては素晴らしい制度です。 ちなみに、平成20年度のDC1の採用者数は698人です。つまり、最初の問いは以下のものと同義です。 『あんたは全国で700人の中に入る自信があるの?』 それでは息子(娘)の危険な反応について整理していきます。 え、学振ってなに? 修士課程1年の
博士課程に関するネガティブなブログはたくさんあるが、本人向けの内容が多く、親向けの内容は少ないように思う。「親のすねをかじるなんて」という意見もあるだろうが、現に、今の日本の博士課程は、親のすねをかじればかじるほど有利になるように出来ていることは否定しがたい事実だ。息子(娘)が博士課程に進むということは、極端にいえば、「xxという会社に将来性があると思うから、2000万円ぐらい投資します」といっているのと金銭的には同じようなものだ。要するに2000万円程度の成功率の低い投資行為なのだ。それが、親の財力と子供の数から考えて、高い投資か低い投資かは、家庭環境によるだろう。もし、あなたに親として2000万円の投資に耐えられる財力がないのであれば、息子(娘)を説得して、博士課程進学を諦めさせてほしい。「教授から学業が優秀だから期待できるといわれた」と言い出しても、素直に信じてはいけない。実は、大学
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