Golangのerrorにはスタックトレース情報はない.基本は必要ないと思うし困ったこともない.一方で新しくプロジェクトに入りかつコードベースに慣れてない場合はどこが問題かアタリをつけるためにあっても良いとも思う.pkg/errorsを使ってるならそれはすぐに実現できる. pkg/errorsの基本的な考え方についてなどは GoCon 2016 springの後に "Golangのエラー処理とpkg/error"にまとめた(作者のDaveのブログ記事は "Don’t just check errors, handle them gracefully").ここで強調して書いたのはちゃんとエラーをアノテートする(何をしてそのエラーが発生したかの状況を付加する)ことである.特に外部のパッケージとやり取りする場合,つまりまともなエラーメッセージが返ってこないかもしれない場合,pkg/errorsの