川崎市高津区のJR武蔵溝ノ口駅で昨年12月、エスカレーターを利用していた同区の女性会社員(56)が、捨てられていた空き瓶と手すりの間に左手を挟まれて指を切断するなどした事故で、神奈川県警高津署は10日、廃棄物処理法違反容疑で、ごみを捨てた同市宮前区の事務職員の男(48)を書類送検した。容疑を認めているという。 送検容疑は、昨年12月21日午前8時25分ごろ、JR武蔵溝ノ口駅南口のエスカレーターの脇に、ポリ袋と空き瓶1本を捨てたとしている。 同署によると、空き瓶は携帯用ウイスキーの瓶(高さ15センチ)で、コンビニエンスストアのポリ袋に入れてエスカレーターの手すり部分と壁との間の台上に捨てられていた。 女性の指は、エスカレーターの手すり部分とウイスキーの瓶との間に挟まれた後、瓶が壁側にひっかかって固定された状態となり、女性の指だけが移動したため、中指が切断、薬指が骨折してしまったという。 同署