米マイクロソフトは米東部時間30日にクラウドサービス「Azure(アジュール)」に影響を及ぼした障害の原因は、大量の通信を送りつけてサーバーなどを機能停止に追い込む分散型サービス妨害(DDoS)攻撃だったと明らかにした。障害は解消されたと同社は発表した。 最新状況を掲載している同社のステータスページによると、DDoS攻撃は30日の早い時間に始まり、本来、攻撃の影響を抑制するはずのマイクロソフトの自動防御メカニズムにエラーが起きたため、影響が深刻化した。 複数の地域で、アジュール上で稼働するサービスを提供する顧客などに影響が及んだ。事情に詳しい関係者によれば、スターバックスではモバイル注文を受け付けられない状態が数時間続いたという。 障害の報告は、ニューヨーク時間30日午前7時(日本時間同日午後8時)過ぎから急増。サービスの中断や障害をモニタリングするダウンディテクターによると、ピーク時には
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