最新パッケージでサポートされたControl Group(以下cgroup)。今回は、その開発でメモリ管理部分のメンテナとして活躍し、ユーザにとって有用な機能の実現を仕掛けている、富士通株式会社の亀澤さんにお話を伺いました。cgroupの開発の動機や現在の状況、コミュニティ開発の様子などをお聞きしました。 (インタビュア:杉田 由美子 The Linux Foundation) 杉田: 最初に自己紹介をお願いします。 亀澤: 富士通の亀澤寛之といいます。ソフトウェア事業本部のLinux開発統括部で仕事をしています。この部署は、Red Hat 2.1の頃からLinuxビジネスを行っていて、僕が入社する時にLinuxの経験があることを言ったこともあり、この部署で仕事をすることになりました。 コミュニティ開発との関わり 杉田: 今の亀澤さんの活躍を考えると、富士通への就職は、まさに千載一遇