昨日か一昨日だったか、日経新聞一面の特集に東大法学部の就職事情が紹介されていた。もっぱら官庁の不人気ぶりを強調したものであったが、その中に日銀への就職状況も触れられていた。手元に記事がないので、不正確かもしれないが、東大法学部から日銀に就職した人数は87年、97年、07年では7-8人と横ばいとなっていた。取りあえず安定的ですね。 東大法学部を出た日銀マン(平成一ケタ代の入行)によると、昭和から平成初期には10人以上が入行していたようだ。まあ当時はバブル期とあって採用数も多かったので、東大法卒も多かったのだろう。もともと7-8人の採用がバブル期に増加し、その後も元に戻った格好なのだろう。これに対し、財務省への就職者数が顕著に減っているのは間違いなさそうだ。 東大法学部生の日銀志望者がほぼ安定的なのに対し、財務省志望者がかなり落ち込んでいる実態は、法務系ブロガーの方々とのオフ会で聞いた話とも一