デジタルメディア関連産業、中でもゲーム会社への手厚い支援が注目されるカナダ・ブリティッシュコロンビア(BC)州。その最大都市バンクーバーには、日本を含めた世界中から有数のゲーム会社が集積している。なぜ、各社はバンクーバーへの進出を決めたのか。拠点開設後の手ごたえはどうなのか。9月18日配信の「日系ゲーム企業、バンクーバーに集う」の続編となる第2回目記事として、現地に進出する日本企業の責任者に取材した。 モバゲー海外事業の黒字化に貢献 ソーシャルゲーム大手のディー・エヌ・エー(DeNA)は、2012年2月にバンクーバーで現地法人を設立した。同現法は、多くのオフィスやホテルが居並ぶバンクーバーシティセンター駅からほど近くに所在している。街のサイズがコンパクトで、中心部はほぼ徒歩で回れるのもバンクーバーの特徴だ。 DeNAの海外事業は長らく苦戦続きだったが、ようやく明るい兆しが見え始めている。「
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