オリンパスは27日、高山修一社長(62)が退任し、後任の新社長に笹宏行執行役員(56)が昇格する人事を発表した。4月20日に開く臨時株主総会とその後の取締役会で正式に決定する。 高山社長以下、現在の全取締役と監査役は、同日付で退任する意向。 この人事は、1月17日付で設置された「指名委員会」が社内外から寄せられた候補者を面談などで慎重に審査して決めたという。 【関連記事】 隠蔽と雲隠れ…オリンパスデジカメ「育ての親」の“汚れたレンズ” オリンパス会長、元三井住友銀専務の木本氏が就任へ オリンパス現法社長が死亡 インドで自殺か 大王製紙vs創業家、泥沼化 製販分裂で再編含み 豪邸、外車…オリンパス「飛ばし」で潤った証券OBたちの“居直り主張” 1回生議員130人 首相新たな「敵」