政府は25日の衆参両院の議院運営委員会理事会で、NHK経営委員会委員に小説家の百田尚樹氏ら5人を起用する国会同意人事案を提示した。いずれも保守論客や安倍晋三首相に近い人材が並び、NHK改革に向けた政権のカラーが打ち出された格好。経営委はNHKの最高意思決定機関で、会長任命など強い権限を持つだけに、松本正之会長の来年1月の任期満了に向けた会長選考に大きな影響を与えそうだ。 政府が人事案を提示した新任の委員は、百田氏のほか、埼玉大名誉教授の長谷川三千子氏、海陽学園海陽中等教育学校長の中島尚正氏、日本たばこ産業(JT)顧問の本田勝彦氏の計4人。再任のJR九州会長の石原進氏も含め、近く衆参両院の本会議で採決、承認される見通し。 百田氏の作品は首相も愛読者の1人で、8月に月刊誌で対談するなど親交が深い。本田氏は首相の元家庭教師で、5月にも経営委員長就任が取り沙汰された。 長谷川氏は保守派の論客。中島
シャープな動きと奇声で、全国的な人気がある船橋市の非公認キャラ「ふなっしー」に、近く同市から感謝状が贈られることになった。松戸徹市長が24日の記者会見で「市を全国にPRしたお礼を表したい」と語った。 ふなっしーは、今夏のご当地キャラ総選挙(日本百貨店協会主催)で1位になり、頻繁にテレビなどに取り上げられた。地元船橋でも、船橋産ナシのイベントなどに参加し、店頭にほぼ等身大の写真パネルやナシ袋のイラストに登場するなどPRに活躍した。 市によると、市内の直売店には、今までなかった九州から宅配の注文が舞い込み、イラスト入りナシ袋も人気だった。 松戸市長は「ナシ産地でもある市のイメージアップに貢献した。ただ、ふなっしーも望まないだろうから公認はしない」と話した。
TBSテレビは25日、次男が窃盗容疑で逮捕されたタレントのみのもんた(69)が出演を自粛していた同局の報道番組「みのもんたの朝ズバッ!」(月〜金曜前5・30)「みのもんたのサタデーずばッと」(土曜前5・45)を降板することを発表した。 みの謝罪「申し訳ありません」26日午後会見 同局は「みの氏とも話し合いを続けてきましたが、両番組は、視聴者の目線で、様々な社会的事象や事件について、みの氏が直言するというコンセプトの報道番組であり、現在の状況やみの氏の意向を含め、総合的に判断した結果、みの氏の出演を終了することを決定いました」と経緯を説明。 11月第2週から番組をリニューアルする。 みのの次男・御法川雄斗容疑者(31)が9月11日に窃盗未遂容疑で逮捕。今月1日に再逮捕され、3日に処分保留で釈放。8日付で日本テレビを諭旨解雇処分になった。 TBSの石原俊爾社長は2日の定例会見で、みのの
9月6日、引退会見を行ったアニメ界の巨匠・宮崎駿監督。引退作となった『風立ちぬ』(東宝)は興行収入100億円を超え、「最後の作品はスクリーンで」という人も多く、観客動員数は1000万人を突破すると見られている。 そんな映画人生の有終の美を飾ろうとしている宮崎だが、ここにきて『風立ちぬ』と同じ“零戦”をテーマにした“あの作品”を猛批判しているのをご存じだろうか。 宮崎が“あの作品”の批判を展開しているのは、「CUT」(ロッキング・オン/9月号)のロングインタビューでのこと。その箇所を引用しよう。 「今、零戦の映画企画があるらしいですけど、それは嘘八百を書いた架空戦記を基にして、零戦の物語をつくろうとしてるんです。神話の捏造をまだ続けようとしている。『零戦で誇りを持とう』とかね。それが僕は頭にきてたんです。子供の頃からずーっと!」 「相変わらずバカがいっぱい出てきて、零戦がどうのこうのって幻影
中国の元政治局委員、薄熙来被告の上訴審が開かれた山東省高級人民法院前に集まる中国国内外の報道関係者ら=中国山東省済南市で2013年10月25日午前、工藤哲撮影 【済南(中国山東省)工藤哲】中国で収賄や横領、職権乱用の罪に問われた元重慶市共産党委員会書記、薄熙来(はく・きらい)被告(64)=元政治局委員=に対する上訴審が25日午前、山東省済南市の山東省高級人民法院(高裁)で開かれ、同法院は薄被告に対する1審の無期懲役判決を支持した。中国は2審制のため判決は確定した。 薄被告は9月22日の1審判決で▽大連市長や遼寧省長、商務相時代に大連の開発業者から約2045万元(約3億3000万円)を受け取った収賄罪▽大連市党委書記時代に担当した工事に絡む市政府の500万元(約8000万円)を一家で使った横領罪▽妻谷開来(こく・かいらい)服役囚の英国人実業家殺害への捜査阻止や、元腹心の王立軍(おう・りつぐ
政府は25日、2013年度の文化勲章受章者5人と文化功労者15人を発表した。 文化勲章には、電子工学の岩崎俊一(87)、映画の高倉健(82)、書の高木聖鶴(せいかく)(90)、日本文学・比較文学の中西進(84)、医化学・分子免疫学の本庶(ほんじょ)佑(たすく)(71)の各氏が選ばれた。 文化功労者は、日本画・文化財保護の上村淳之(あつし)(80)、短歌の岡野弘彦(89)、邦楽の山勢松韻(80)、国文学の久保田淳(80)、ゲノム科学・国際貢献の榊佳之(71)、洋楽・文化振興の堤剛(71)、評論・翻訳の中井久夫(79)、細胞分子生物学の広川信隆(67)、建築の槙文彦(85)、半導体工学・電子産業技術の舛岡富士雄(70)、比較認知科学の松沢哲郎(63)、生物物理学の柳田敏雄(67)、社会心理学の山岸俊男(65)、中国思想史・中国史・国際貢献の吉川忠夫(76)、詩の吉増剛造(74)の各氏。
麻生太郎副総理兼財務相が24日の参院予算委員会で、消費税率引き上げに伴う経済対策規模の根拠を問われ、人気ドラマ「半沢直樹」の主人公の決めぜりふ「倍返しだ!」を引用しながら「だいたい5兆円」と答弁して質問者から、かみつかれる一幕があった。 麻生氏は「(引き上げによる反動は)民間統計の平均がマイナス1・8兆円なので約2兆円」と指摘。「それを埋めて『倍返し』で4兆円。プラス1兆円で、だいたい5兆円というところだ」と軽口を交えて答えた。 委員会室には笑いが起きたが、質問した日本維新の会の片山虎之助氏は「経済対策の規模を決めるのに笑い事ではない。不真面目だ」と批判した。 麻生氏は「(日本では)与野党が衆参でねじれていたにもかかわらず、財政規律が大事で(消費税増税法成立に)合意した。民主主義の成熟度合いがお宅らの国より優れている証明だ」と国際会議で発言したことも披露した。
阪急阪神ホテルズ系列のレストランでメニューと異なる食材が使われていた問題で、「ザ・リッツ・カールトン大阪」(大阪市北区)でも記載と異なる食材が使われていたことが24日、分かった。ホテル従業員が産経新聞の取材に応じ、「メニューにフレッシュジュースと書いてあるのに、最近までパック詰めのジュースを使用していた」と証言。同ホテルは「内部調査で、3つのメニューで誤った表記を確認し是正した」と認めた。食材表示をめぐる問題は、新たな広がりをみせることになった。 [阪急阪神ホテルズ] キャビアはトビウオ…実際とは表示が異なっていた主なメニュー例一覧 調理部門を担当していた従業員によると、ホテル内のレストランやロビーラウンジでは、最近まで「フレッシュジュース」とメニューに表記しながら実際はパック詰めのストレートジュースを客に提供していた。景品表示法に基づく果実飲料などの公正競争規約では、「客観的根拠に基づ
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