ベスト4の顔ぶれに見る“W杯の真実” 伝統国が高いノルマを達成し続ける理由 2014/7/08 14:00配信 セルヒオ・レビンスキー/Sergio Levinsky/スポーツナビ 写真を拡大 74年のドイツW杯から現在に至るまで、最も多く決勝に進出したのはドイツ。南米開催のW杯で、欧州勢として初のタイトル奪取に挑む【写真:ロイター/アフロ】 イングランドの偉大なストライカーだったゲーリー・リネカーがよく用いる、「フットボールは各チーム11人の選手と1つのボールを用い、常にドイツ人が勝つスポーツである」というフレーズがある。 恐らくこれは大げさすぎる定義ではあるが、無視すべきものでもない。大きく過去にさかのぼる必要はなく、1974年のドイツ大会から現在に至るまでの11回のワールドカップ(W杯)を振り返るだけでも、準決勝まで勝ち残ったチームのほとんどが伝統あるフットボール大国ばかりであるこ