一部マニアックユーザーにバカ受けしても、一般ユーザーに無視されているサービスって多い。Evriもその類かもしれない。これは、セマンティックな関連性からコンテンツを探すエンジンで、"search less. understand more."がうたい文句。つまり検索エンジンの世話にならなくても、欲しい情報を探せると主張している。 このEvriをワシントンポスト紙のサイト(wasingtonpost.com)が2月中旬から採用し、実験的に試みていたので追ってみた。その前に、Enviがどんなものかを簡単に見ておく。web上やニュース記事における、人や場所や事柄の関連性を手がかりに、欲しい情報を見つけているサービスである。実例で見た方がわかりやすい。たとえばEnviでBarack Obama関連のコンテンツを探してみる。 Obamaと関連の深い語彙が、視覚的なグラフで表示される。そのグラフから、芋