先日とある ioDrive シリーズのユーザーから、特定のファイルシステムでNANDフラッシュデバイスへの書き込みが行われないという件について相談をいただきました。整理してみると: ファイルシステム上に書き込み可能な状態でファイルをオープンする。 一定ペースで、ファイルへ Buffered I/O で書き込み。 ファイルをクローズする。 このとき、特定条件下のXFSでは、(2)の段階では全然フラッシュが発生せず、(3)の段階でまとまったフラッシュが発生するのだそうです。 ストレージ側からすればI/Oが来ていない段階のお話なのでアプリケーション(ミドルウェア)からシステムコールを通じてカーネル側が原因でI/Oが発生しておらず、まとまったギガバイト級のI/Oが発生すれば、それは高速と言われる ioDrive ですらフラッシュに数秒間かかってしまう、ということでした。よく言われるのは、Linux