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ブックマーク / mereco.hatenadiary.com (3)

  • 人気列車「ゆふいんの森」号で、日本一ハイジなブランコを訪ねる - 沙東すず

    こんにちは。先日ちょっくら実家の大分県別府市に帰省してきました。実は数ヶ月前に電話で「今さら言いにくいんやけどさァ…ちょっとブログ?日記?っちゅうのをやっちょってさ、まあそこそこ有名になってとかも出さしてもらってさァ、あとモジャモジャの犬が…まあとにかく、関連書籍を送るから見てくれる?」とテレビブロスとかわさお写真集とかいろいろ実家に送りつけてカミングアウトしてからの初帰省ということで、いろいろとスリリングな数日間を過ごしました。今回はそのスリルの断片とか、JR九州の誇る美列車「ゆふいんの森」号での秋散策スポットとか、実家のガラス窓にスズメバチが巣をつくって私生活が丸見えとかの様子をお送りします。 メレ腐は情報弱者の味方なので、今回も旅程への理解を深めるため地図を描きました!使えない味方ほど恐ろしいものはないっていいますよね… 由布院駅前からの旅のスタート。北は福岡県・久留米市から南は大

    人気列車「ゆふいんの森」号で、日本一ハイジなブランコを訪ねる - 沙東すず
    yabu_kyu
    yabu_kyu 2010/11/09
    「見ることには愛があるが、見られることには憎悪がある」でお馴染みの「安部公房レトリック辞典(isbn:4103991011)」は絶賛絶版中! 再版して!(全然関係ない)
  • 耳切山 - 沙東すず

    Wii欲しくない! 話は変わるけれど、手近なをつかまえてとっくりと見てほしい。薄い貝殻のようなの耳の首側のほうのつけねに、妙な切れ目が入っている。これはすべてのを統括する耳切山という霊山があり、子は生まれると耳切山に連れて行かれる。そして折り目正しいであるという証拠に、イリオモテヤマネコのオバアにちょんと耳を切っていただく。十六夜の例会には全国から集った母で耳切山は大盛況で、その行列は八合目まで続いている。もしたまには目先の違ったセックスをしようと山にやって来て遭難したカップルなどがあやまってその儀式に紛れ込み、たちの姿を目にしてしまったならば、その愛くるしさにキリキリと心臓が絞り上げられるように感じ、ぱったりとその場に倒れ伏して朝には全ての記憶を失ってしまうので耳切山の秘密は保たれている。山オバアの金色の目やひときわ尖った耳におそれをなして泣き出す子もいるが、耳切台

    耳切山 - 沙東すず
  • いまを生きる男 - 沙東すず

    ブース清掃を終え戻ると、牧さんが「メレさん、今日で上がりだっけ?」と訊いて来た。 「お世話になりました」 「最近皆やめてくね…俺も早くやめたいわ」 「牧さん一番入ってますものね」 「あ、メレさん!最後にいいもの見せてあげようか!」 「お粗末な男性自身とかはやめてくださいね。目が腐れます」 「キツすぎるツッコミが聞けなくなるの寂しいネ!ちょっとそれ貸して」 牧さんはメレ子の手から消毒用のアルコールが入った霧吹きを奪い、客の忘れ物のライターをかざしてプッシュした。 「わー」水で薄めているとはいえ、軽く30センチは火柱が上がる。 「コレすごいべ?」 「それをレジでやる頭がすごいです。店長、防犯カメラ見てるって言ってたじゃないですか。牧さんクビですよ」 「いいんだってー。知ってる?君が来る前に店長がセクハラして女子が辞めまくって、もう募集かける余裕ないの。懲りて今は大人しいけど。俺がクビになったら

    いまを生きる男 - 沙東すず
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