「北大生を以前から取材」=軍事マニア、渡航に疑問も−フリーの常岡さん イスラム過激派組織「イスラム国」に参加するためシリアに渡航準備をしていたとして、警視庁公安部が北海道大生の男(26)らの関係先を家宅捜索した事件で、フリージャーナリストの常岡浩介さん(45)は、この北大生を以前から取材し、渡航にも同行する計画だった。常岡さんは警視庁公安部から6日に家宅捜索を受けたといい、「任意で事情を聴きたいと言われたが拒否した」と話している。 常岡さんによると、北大生は以前は「シリアに関心はない」と言明。イスラムの勉強をしている様子もなく、礼拝のやり方を学んだ程度だった。一方で、「迫撃砲の標的の定め方」などについて熱心に話す軍事マニアで、東京・秋葉原での張り紙をみてシリア渡航を思い立ったと話していたという。 8月の渡航計画は北大生が「パスポートを盗まれた」と話し、キャンセルになったという。 常岡