トルコの首都アンカラで4日に開かれた黒海経済協力機構(BSEC)会合の会場で、ウクライナの国章旗をめぐり、ロシアの外交官とウクライナの外交官がもみあい、場が緊張した。 ロシア代表のオルガ・ティモフェーワ氏が取材を受けていた際、ウクライナ国会議員のオレクサンドル・マリコフスキ氏が、その後ろでカメラに映るように、ウクライナの旗を掲げた。
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ウクライナ情勢をめぐり外務省は、日本に駐在するロシア大使館の外交官ら8人を追放する措置を発表しました。 これは小野 外務報道官が臨時に記者会見して発表しました。 それによりますと外務省の森事務次官が8日、ロシアのガルージン駐日大使を呼び「多数のむこの民間人殺害は重大な国際人道法違反であり、戦争犯罪で断じて許されず厳しく非難する」と述べ、即刻、すべてのロシア軍部隊の撤収を求めました。 そのうえで森事務次官は日本に駐在するロシア大使館の外交官とロシア通商代表部職員、合わせて8人を国外に追放する措置をとることを伝えました。 小野 外務報道官は記者会見で、退去する期限もロシア側に伝えているものの詳細については外交上のやり取りだとして明らかにしませんでした。 一方、小野氏は記者団から今回の措置がロシアに滞在する日本人に与える影響を問われたのに対し「仮定の質問になるので基本的に答えは差し控えたいと思う
ウクライナのゼレンスキー大統領は、23日、日本の国会でオンライン形式の演説を行い、ウクライナの惨状を訴えたうえで「日本はアジアで初めて平和を取り戻すためロシアに圧力をかけてくれた」と述べ日本の対応を評価したうえで、ロシアに対する制裁の継続を呼びかけました。 ウクライナのゼレンスキー大統領は23日午後6時から国会でオンライン形式の演説を行いました。 この中でゼレンスキー大統領は「日本とウクライナがお互いの自由を望む気持ちに違いはありません。日本がすぐにウクライナへの援助の手を差し伸べてくれたことに心から感謝しています」と述べました。 そのうえでロシアがウクライナの原発を攻撃したことについて「ロシアはチェルノブイリ原発を戦場にしました。被害を調査するにはロシア軍が撤退してから何年もかかるでしょう」と述べました。 そして「ウクライナではすでに数千人が犠牲になり、そのうち121人は子どもです」と述
「プーチンの戦争」をやめさせる仲裁役にどの国が名乗りをあげるのか――国際政局の奥深くでいま息詰まるような攻防が繰り広げられている。 第三次世界大戦を食い止めようと仲介に名乗りをあげた国もある。だが、ロシア、ウクライナ双方にこの国ならと思わせる外交の実力を備え、経済的苦境に手を差し伸べてくれる財力を有する国など数えるばかりだ。 仲介外交の今後を窺(うかが)わせる電話協議があった。ウクライナ東部にいた中国人がポーランド国境に近いリビウに向かう途上で銃撃された事件がきっかけだった。携えていた荷物が軍事物資だと見なされ何者かに狙撃されたらしい。 中国の王毅外相はウクライナのクレバ外相に電話して病院に収容された中国人を保護するよう求めたという。 ウクライナ東部はかつて「ソ連の兵器廠(しょう)」といわれ、ミサイルや航空機エンジンの製造工場が建ち並んでいた。それゆえ、軍の近代化を進める中国は、ウクライナ
予定通り、昨日の14日、安倍晋三首相は戦後70年の談話を発表した(参照)。私も定刻にNHKを付けてみたら、おじゃる丸がやっていていた。首相の代わりにおじゃる丸とは、ああ、日本も平和になったものだな、と思った。が、気がついたが、NHKといってもいつも私が見ているそのチャネルだけではなかった。 同時刻ツイッターを覗くと他局でもCMを挟んでやっていたらしい。なかには、センター試験の論述問題よろしくキーワードのチェック項目も掲載していたところがあったようだ。ご冗談でしょう? 戦後70年談話について、安倍首相を攻撃できる部分があるかとワクテカして聞いている人たちもいたようだった。しかし、突発事態でもなければそんなネタが出るはずもないのは、すでに有識者会議「日本の役割を構想するための有識者懇談会」の報告書(参照)が出ていて、首相談話もこれに逸脱することがないことからもわかるはずだ。というか、この報告書
ウクライナ南部で欧米寄りの暫定政権とロシア系住民の間で対立が深まり、緊迫した状況が続いていることを受けて、ロシアのプーチン大統領は議会上院に対し、ウクライナ国内でロシア軍が行動することに同意するよう求めました。 上院が承認すればロシア軍の軍事行動につながるもので、ウクライナ情勢は重要な局面を迎えました。 これはロシア大統領府が1日発表したものです。 発表では「ウクライナの状況を受けて、現地に滞在しているロシア国民、それに協定に基づいて南部のクリミアに駐留しているロシアの軍人の生命が脅威にさらされている」として、情勢が正常化するまでウクライナ国内でロシア軍が行動することへの同意を議会上院に求めたとしています。 これを受けて、ロシアの議会上院は議員を緊急に招集し、プーチン大統領の決定について審議していますが、議員の間では同意する意見が多く、賛成多数で承認される見通しです。 これに先だって、ロシ
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