【ソウル時事】韓国・ソウル郊外の京畿道城南市で野外コンサート中に換気口が崩落して16人が死亡した事故に関連し、事故対策本部は、主催者側の担当者が18日午前、現場近くの10階建ての建物から飛び降りて死亡したと明らかにした。 自殺とみられる。 死亡したのは京畿科学技術振興院の運営企画チームの30代男性の担当者で、同院は事故が起こったイベントの費用の一部を負担することになっていた。18日午前7時ごろ、建物脇の路上で、死んでいるのを通行人が見つけて通報した。担当者は18日午前2時から3時20分まで警察の事情聴取を受けたという。 聯合ニュースによると、担当者はイベントの安全対策に関わっていたという。遺書はなかったが、担当者は自殺前、インターネット交流サイト(SNS)に「事故で亡くなった方々に申し訳ない」と書き込み、家族にも「ごめん、愛してる。子供たちを頼む」との言葉を残していた。 一方、事故