総務省 利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会は2010年11月8日、「青少年インターネットワーキンググループ(WG)」の第3回会合を開催した。このWGでは青少年保護の観点からインターネット利用環境の整備に向けたさらなる取り組みを検討している。今回は主査代理である千葉大学教育学部教授の藤川大祐氏が、「青少年インターネット環境整備法」に基づくフィルタリングの提供義務について意見を述べ、今後の議論に向けた論点整理案として位置付けられた。 保護者だけに責任は無理と指摘 整備法ではフィルタリングの適用可否は保護者および利用者の判断に委ねている。藤川氏から示された論点整理ではそこを一歩踏み込み、「急速なICTの発展により青少年を教育する立場である保護者だけに判断させて責任を負わせるのは現実的でない」「関係者(行政や携帯電話事業者、学校など)が保護者の責務の補助をすべき」という基
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