知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう なぜ、改憲案について国民投票をする際、日本では、例えば最低50%が投票しないと有効な国民投票とはみなさないという規定(最低投票率の規定)が必要なのか、逆に言うと、日本で最低投票率の規定がないとどのような問題が生じるのか、外国の制度と比較すると、非常に決定的な点に気づきました。 まずは、おさらいです。【国会の事務局の調査では(61/96、59/96)、最低投票を何らかの形で決めている国は、パラグアイ、韓国、スロバキア、ポーランド、ロシア、ウルグアイ、コロンビア、ウガンダ、デンマーク、ペルー、キューバ(以下は、「過半数」を有権者の2分の1以上とする)、セルビア、ベラルーシ、ラトビアの14カ国だ。これに対し、最低投票を決めていない国は、アイルランド、イタリア、オーストリア、スペイン、スイス、