熊谷雄太「チェルノブイリの祈り」1巻が、本日2月29日に発売された。帯にはゲームクリエイターの小島秀夫が推薦コメントを寄せている。 【試し読み】日本でもその是非が大きな問題となっている原子力発電所。事故が起きるとどうなるか、マンガを読んで確かめてもらいたい 「チェルノブイリの祈り」は、「戦争は女の顔をしていない」でも知られるスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの著書をコミカライズしたもの。1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所事故の被災者や遺族を取材したインタビュー集になっている。消防士として発電所の火事を消しに行った夫と妊娠中の妻を描いた「孤独な人間の声」、その意味も知らず原発事故の光をきれいだと眺めていた家族の物語「プリピャチからの移住者」など、1巻には計5つのエピソードが収められた。同作はヤングアニマル(白泉社)で連載中。 (c)熊谷雄太/スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ/白泉
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