昨年、連載いたしました「新国立競技場をめぐる議論について」なのですが、 この問題が広く世間で建築工学や建築文化をめぐる問題の共有につながれば 本望です。 思いのほか多くの方々に読んでいただいたみたいで、 いろいろとご質問などもいただきまして、ありがとうございました。 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 1(ザハはイラク出身の建築家) 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 2(アンビルドアーキテクトと磯崎新) 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 3(新国立競技場コンペ応募資格) 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 4(ザハの仕事と今の国立競技場) 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 5(建築と哲学の諸問題) 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 6(新国立の募集要項と大きさ) 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 7(脱構築とは
古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。 今日の「お気に入り」は、山本夏彦さん(1915-2002)のコラム集から。 「今はないあの名高い帝国ホテルを建てたフランク・ロイド・ライトは、大正八年自分の助手としてアントニン・レーモンドを 呼んだ。レーモンドはチェコで生れパリで学んだアメリカ国籍の若い建築家である。 ライトは帝国ホテル落成と共に日本を去ったが、レーモンドは以後なん十年東京に残ってアメリカよりむしろ日本で一流に なった。レーモンドは大正の震災前の東京を知っている。どんな普請でも一日で棟上する大工の建前を見て、まるで神業だ、 日本の大工は世界一だとほとんど尊敬した。 その影響で木造建築の近代化を試みた。吉村順三、前川国男はその弟子である。戦争中はやむなくアメリカへ去ったが、 戦後再び日本へ帰った。レーモン
■講座趣旨: われわれの社会は今、政治や経済の仕組みといったマクロなレベルから、人と人のつながりというごく身近なレベルに至るまで大きな変化の波にさらされています。そのなかで、われわれ個々人の生活・活動の基盤となる住まいは今、どこへ向かっているのでしょうか。この対談では、この切実なるテーマをめぐって、専門の現代思想にととまらず、社会的な事象に幅広く鋭い視点で迫る、日本を代表する論客の内田樹氏と、同じく、幅広い視点から建築のさまざまな局面に新たな視線を注ぐ建築史家の五十嵐太郎氏のお2人に縦横に語っていただきます。個々の住まいに限らず、集合住宅から介護施設などにおける集住までも含め、われわれの「住まい」がどこへ向かっているのか——そしてさらに、現在、内田氏の自邸+道場の設計を手がける気鋭の建築家光嶋裕介氏にも参加いただき、その設計にまつわるお話なども交えた、話題・内容つきせぬトークセッションをど
『作庭記』の最も古い写本は金沢の谷村家所蔵であり、奥書に「正応第二(1289)」と書かれている。この作庭書の特徴的な点は当時の王城の相地にあたって、もっとも重視された四神相応観が庭作りの上でも重要視されており、さらに陰陽五行説に基づく理論化が極めて伺える。また王朝の住宅建築様式である寝殿造りを前提とした説明がなされている。このことから本書の成立は平安時代末期と考えられ、我が国最古の作庭書であるとされている。その内容は、前半において立石の概要に始まり、島・池・河などの様々について論じ、滝を立てる次第、遣水の次第を詳述している。後半においては立石の口伝に始まり、その禁忌を具体的に論じ、ついで樹・泉について述べ、最後に雑部として楼閣に触れている。著者については、『作庭記』(田村剛、相模書房、1964年)において森蘊氏、さらに太田静六氏などの研究を統合して、その由来と伝承を明快に論じ、橘俊綱一人に
ほんとにキレイ。 透かしってキレイですよね。お茶碗に入ってるのも素敵だし、紙にはいってるのも美しいし。そんな美透かしをコンクリートにいれるDIYです。 コンクリートに透かし? 難しそうにきこえますが、そんなことないのです。必要なのは粘度とコンクリミックスとあとは光ファイバーワイヤーだけです。 コンクリートを流す型のそこに粘土をしいて光ファイバーワイヤーをぶっさしていきます。そこにコンクリートを流して固めます。固まったらとびだしてるワイヤーとカット。爪切り等で簡単に切れますよ! そして紙ヤスリをかけると...。できあがりはこちら動画でどうぞ。本当にきれい。いろんなものに使えそう。 元ネタで作り方が写真入りで解説されてますよ! [Instructables] Rosa Golijan(原文/そうこ)
Expo '70 [Asahi newsreel] The 1970 World's Fair -- a.k.a. Expo '70 -- opened in Osaka 40 years ago this week. A total of 77 countries attended the event and the number of visitors surpassed 64 million people, making it one of the largest and best attended expositions in history. This was the first World's Fair to be held in Japan, a nation that had experienced an extremely rapid period of developm
高度1万メートル:エベレスト/チョモランマより高く対流圏の終わるところ、気温は零下50度、大気は地上の4分の1、ジェット機が飛ぶ高さまで聳え立ち、関東一円の人口を吸収できる建造物のプロジェクトをご存知だろうか。 バブル期の黒歴史になってしまったのかもしれないけど、東京バベルタワー(Tokyo Babel Tower)に関する情報ってネット上でほとんどないよね。ゼネコンの考えたSkyCity (清水建設)やXeed4000 (大林組)大成建設の資料は残っているのに、バブルの極北たる東京バベルタワーの解説ページが皆無だとはね。あの時代の独特の空気を代表するプロジェクトがこのまま歴史の闇に葬られるのは忍びないし、ちょうど発案者が今年で退任なされるということで記念に基礎データいくつか資料を引用しておく。 プロジェクト名:東京バベルタワー 提案者:尾島俊雄 早稲田大学教授 提案:ブラジル環境サミット
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