任期満了に伴う福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)で、自民党福島県連は9日、福島市で役員会を開き、日銀元福島支店長で現神戸支店長の鉢村健氏(55)を擁立する方針を決めた。近く鉢村氏に立候補を要請する。 鉢村氏は河北新報社の取材に「福島の復興は大切なことであり、正式な要請を受けた上で熟慮し判断したい」と話した。 鉢村氏は東京都出身。2005~08年に日銀福島支店長を務めた。11年に政府に出向し、復興庁政策参与兼統括官付審議官として東日本大震災と福島第1原発事故の復興に携わった。12年10月から現職。 杉山純一県連幹事長は鉢村氏を選んだ理由について「県内の原発全基廃炉など党県連と考え方が一致する。福島の復興に対する熱い思いはわれわれ以上」と説明した。 県連は3月の定期大会で、佐藤雄平知事(66)の面前で独自候補の擁立を宣言し、選定作業を進めてきた。7月の滋賀県知事選で推薦候補が
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