□福島県いわき市 富原聖一さん(42) ふくしま海洋科学館職員 勤め先の「ふくしま海洋科学館(アクアマリンふくしま)」で、5月から「調(た)べラボ」というイベントをはじめました。地元でとれた魚をお客さんの前でさばいて、放射線量を計測することで、安全性を理解してもらおうという企画です。 震災後から自分で魚を釣って、独自に放射線量の計測を続けてきました。いま、国の基準値(100ベクレル/キログラム)を超えるのは、震災前から生きていて事故の直後に大量に流出した汚染水の影響を受けた魚ぐらいで、もう釣るのも難しい。たとえば60センチを超えるカレイなんて底引き網にもめったにかからないでしょう。 福島県漁連は沿岸漁業を自粛していて、まだ試験操業しかやっていませんが、魚介類の線量は、もう食べられるレベルまで下がっています。じつは行政などの出しているデータも、ちゃんと読めば大丈夫だと分かるんですが、ただ数
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く