豊渓里(プンゲリ)核実験場廃棄行事の取材に行った韓国側取材陣の体から自然状態で観測される水準の放射線量が測定された。簡易測定結果だがひとまず安全という意味だ。 北朝鮮当局は26日、元山(ウォンサン)の葛麻(カルマ)空港から帰国の途につく韓国側共同取材団に、没収していた放射線線量器を返却した。 その後北朝鮮側関係者は「一度計ってみよう」として韓国側取材陣の体に線量器を当てたところ、0.8ミリシーベルトと出てきた。 生活放射線法上、一般人の被爆放射線量安全基準である年間1ミリシーベルトを超えない数値だ。豊渓里核実験場廃棄行事は2日前の24日にあった。 北朝鮮側関係者は韓国側取材団が北京に向かう航空機に搭乗する直前まで同行し、「また会いましょう」「良い記事を書くよう望んでいる」「おつかれさまでした」などとあいさつした。 高麗航空の北京行き飛行機はこの日午前10時58分に離陸した。機内ではハンバー