オーストラリアのアマチュア天文家、テリー・ラヴジョイが発見したいわゆる「ラブジョイ彗星」のうち、C/2014 Q2が2015年1月7日に地球に最接近します。 C/2014 Q2は2014年8月17日に発見されたオールトの雲を起源とするという長周期彗星で、当初はあまり明るくなかったものの11月頃から増光し、この年末年始には4.1等級に達しているそうです。 1月7日には地球まで7,020万kmの距離まで接近し、1月30日に太陽へ1.29天文単位まで接近。その後は太陽系外へと軌道を変えますが、軌道周期が8,000年・軌道距離が900億kmほどあると考えられており、次の再接近は西暦10015年と予測されているとのこと。なお、観測自体は当分可能だそうです。