会員(210名)の選出方法については、様々な議論を経て、全国の科学者による選挙から、学会等による推薦制へと変遷してきました。これらの過去の制度ではいずれもデメリットが顕在化したため、さらなる制度改正の必要性が指摘されるに至りました。昭和59年(1984年)以降、約20年続いていた学会等による推薦制においては、会員が自らの出身母体である学会等の利益代表として行動しがちになるという弊害が顕在化したため、平成17年(2005年)改革により、現会員が会員候補者を推薦する「コ・オプテーション(co-optation)方式」に改められました。 コ・オプテーション方式は、海外の多くのアカデミーで採用されている標準的な会員選考方式です。会員および連携会員が次期の候補者にふさわしい、「優れた研究又は業績がある」方々を挙げ(第25期の半数改選105名については、約1,300名が挙げられました)、そのなかから学
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