まずは作者の帚木蓬生さんについて、ちょっと紹介してみようか。 この作者の小説、初めて読んだんだけど、なかなか変わった経歴の持ち主みたいだ。 東大の仏文科を卒業してTBSに入社するも2年で退職。その後、九州大学の医学部で学んで、現在は精神科医って事らしい。東大を卒業後、テレビ局に勤務して、わざわざ辞めて医学部に入りなおすとか・・・ちょっと凄いやん!って思ってしまうぞ。 35歳の頃、オレも真面目に考えた事あるんだけどね、 もっかい勉強して、今度は医学部に行こうか!? って。まぁ、年齢的な事もあるし、仕事の問題もあるしで、すぐに諦めたけどなw なにより、完璧な文系人間のオレには、数学が鬼門だww 経歴が興味を惹くし、精神科の小説ってわりと読んでるので、今回、読んでみたってわけだ。 まずは背表紙から本書を紹介。 とある精神科病棟。重い過去を引きずり、家族や世間から疎まれ遠ざけられながらも、明るく生
![現役精神科医の書いた「閉鎖病棟」を読んだ。 : 今日と明日のあいだ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2a8f081b9a473f43d95075ee4629e5c4f664eb6b/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fmasa10t%2Fimgs%2Fc%2F6%2Fc6692dce-s.jpg)