最近、社内でVDIビジネスの立ち上げをやっています。 サーバー仮想化経験者から見ると、VDI*1は入りやすいし、SIer様がPC市場へアプローチできる良い商材とも言えるのですが、やはりいくつかポイントの違いがあります。 システム設計にあたって私が違うと感じるのは、サーバー・サイジングです。 サーバー仮想化の場合、「1コアあたり1仮想マシン」という原則があり、CPUコア数に比例して集約率が上がると言われます。 これがデスクトップ仮想化 (VDI) になると、現行サーバーの場合 CPUコア数はそれほど重要ではありません。最も重要なのはメモリスロットの数だと思います。 例えば、最近良くある 「Windows 7 移行を機に VDI にしよう!」 を例に挙げてみます。 (根拠を書くと長くなるので省きますが) VDIのワークロードでは、CPU的に 「1コアあたり 6VM 前後」 載せて大丈夫です。ま