台湾南部高雄市で1日午前0時(日本時間同1時)前、大規模なガス爆発があり、中央通信社によると、15人が死亡、200人以上が負傷した。 消防当局によると、市内の2~3平方キロの幅広い地域で相次いで爆発が発生。数時間前からガス漏れの通報が寄せられていたという。 地元テレビは、市内各所で猛烈な勢いの火柱が上がる様子や、道路が広範囲で陥没した現場の映像を放送した。政府は軍なども投入し、周辺住民の救出や避難の作業に当たった。 日本の対台湾窓口機関、交流協会高雄事務所によると、日本人の被害は確認されていない。(共同)