群馬大学が開発を進めている自動運転車が、1日、桐生市の県道で実証実験中にガードレールに衝突する事故を起こしていたことがわかり、大学は、スタッフの不注意によるものだと説明したうえで、謝罪しました。 実験当時、車には開発を担当している大学の研究員など3人が乗っていましたが、いずれもけがはありませんでした。 大学によりますと、実証実験ではハンドルをスムーズに動かすためプログラムを変更し、片側1車線の緩やかな左カーブで時速20キロで走行しながら自動運転に切り替えたところ、想定以上にハンドルが左に切られ、ガードレールに衝突したということです。 プログラムではブレーキを踏むなどすると、自動運転が解除される仕組みになっていて、大学は、事故は運転席に座っていたスタッフの不注意によるものだとして、開発に影響はないと説明しています。 開発責任者の群馬大学の峰岸敬理事は、「公道の実験で心配をおかけして申し訳あり