実現するのはまだまだ先になりそうだが、近い将来、ライダーの視界をカメラ越しにするいう手段も選べるかもしれない。 ヤマハ発動機がソニーと共同開発しているスマートヘルメットは、カメラの映像をディスプレイに映し出し、そこにナビゲーションの案内やバックビューなど各種情報を表示するほか、人の目では見えづらい暗闇もクリアな視界に変えてしまうという。 音も外部に向けたマイクから集め、内蔵するスピーカーで聞く。たとえ音楽などを聴きながらでも、緊急車両など聞こえなければならない音を認識し、人間の耳よりもクリアで、どちらの方向から音がしているか正確に聞き取れるようにしようという試みだ。 ヤマハ発動機NV事業推進部つながるバイクグループ・グループリーダーの望月博文さんは「二輪車の場合、ナビを見るために視線を下げることが必要になりますが、この方法ならライディングの妨げになりませんし、後方の視界も前方を見ながら確認